「"ベンジー"」グローイング・アップ 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
"ベンジー"
古き良き時代、不良色の強い50'sなアメリカの青春映画に憧れ、ロックンロールにオールディーズと探せば意外に少ないジャンル。
本作の舞台はアメリカでは無くイスラエル映画って、当時はアメリカ映画として観ていたような!?
この作品に50'sな不良は出て来ないし、車やバイクに特筆した描写があるわけでもないが、青春不良映画の群れには必要不可欠なのは間違いない!と。
お国柄や時代の違いはあれど、多感な十代の考えや行動には全世界共通!?な近いものが有り、映画全体を通しても共感出来る事柄ばかり。
とにかくベンジーの一途な淡い恋模様が儚くて、ラストのオチが切な過ぎて感情移入がハンパない。
三人トリオのお色気コメディまっしぐらから、真面目な恋愛物語へと、傷付いて成長する素敵な青春時代の素晴らしさ。
浅井健一のあだ名は本作から、照井さんが付けたんだよなぁ〜と、若い頃は本当にソックリ!??
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