劇場公開日 1964年4月18日

「庶民の味方で黒仮面なんてのは『ゾロ』そっくり」黒いチューリップ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0庶民の味方で黒仮面なんてのは『ゾロ』そっくり

2020年5月27日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 犯行の予告に必ず黒いチューリップを一輪置いておく。黒ずくめで黒仮面という出で立ちはむしろグリーンホーネットの雰囲気かもしれない。愛馬はヴォルテール。相棒はブリニョル。

 頬に傷をつけられ、公の場に出られなくなったので弟ジュリアンを呼ぶ。これがそっくり!というか一人二役なので当然だ。そのそっくりな顔を利用して、公爵家の集まりへの代役を頼むのだが、公爵夫人の愛人でもあるギヨームは弟に楽しんでこいと士気を高める。

 笑えるのは、頬を傷つけた本人ラムーシュ憲兵隊長に傷つけたこと。意外とアクションですごかったのが、カロリーンが馬に飛び乗るところとか・・・

 アラン・ドロンの一人二役だが、左頬に傷があるかどうかで判断つくので何とかわかるようになっている。

kossy