「これは評価が難しい作品ですね。」黒い太陽七三一 戦慄!石井七三一細菌部隊の全貌 刺繍屋さんの映画レビュー(感想・評価)
これは評価が難しい作品ですね。
これはどのような意図があって制作されたんでしょうね?
一応、最後に“実験の犠牲者に”などと表示されますが、なんかそれは建前のような気がするんですよね。
遺族とかがこの映像を直視出来るとは思えないんですし。
反戦や史実を再現した作品としても映像がキツ過ぎますし、石井部隊の残虐性を際立たせたいのだとしても、この作品内での動物虐待を見てしまうと石井部隊と五十歩百歩に感じてしまい説得力は無くなってしまいますし、ジャンル分けはホラーとなっていますが純粋にホラーという感じでもないですし、どう考えてもグロテスクな映画を撮りたかったとしか思えないんですよね。
制作年は88年でしたが、もっと昔の作品だと思っていたもので、どうやって撮影したのか不思議に思いつつ観ていたのですが、本物の死体を使ったいたんですね。
納得です。
お話としては森村誠一さんの『悪魔の飽食』のエピソードを繋ぎ合わせた感じなので、同じ日本人としては申し訳ない気持ちでいっぱいになってへこむこと間違いない作品ですね(-。-;
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満塁本塁打さんのコメント
2022年10月11日
悪魔の飽食は冒頭の満州の「マルタ」の写真が白黒が逆に恐怖でしたが、後にちょっと事実と違うと判明したの覚えています。大量のイイねいつもありがとうございます😊。731部隊は、帝銀事件は間違いなく「平沢貞通氏」ではなくアメリカとつるんだ731部隊が主犯だと思います【アメリカGHQ将校の世論誘導、ないし禁じられたイタズラだと思います。当時日本政府はGHQの幹部が何をしようが、一切抗議すら不可能でしたから】そんな731ですが、成果がパッとせず。動物虐待するだけの価値がないと思いました。