劇場公開日 1954年1月8日

「茶色の小瓶」グレン・ミラー物語 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0茶色の小瓶

2020年5月2日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 ルイ・アームストロング、ベン・ポラック、ジーン・クルーパー等々本物のミュージシャンが出演しているとワクワクします。『ベニイ・グッドマン物語』のように楽器中心にはならず、作曲・編曲の素晴らしさを訴えたかったのだろうけど、映像・音楽だけでは難しいですね。わかる人ならわかるだろうけど・・・

 この映画はグレン・ミラーの人間的な面白さがあります。質屋通いのアマチュア時代や、他の男と婚約中のヘレンに求婚するいった件、そして誕生日じゃない日に首飾りをプレゼントするエピソード。演奏曲名もストーリーに絡めてサプライズさせる脚本が上手い。ラストの字幕の曲目もわざと英語にしてあるところが憎い!しかし、この曲を知らない人はわけわからないかもしれない。最初から「茶色の小瓶」について語っていたのに・・・

kossy