劇場公開日 1965年12月25日

「チキチキマシン猛レース」グレート・レース kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0チキチキマシン猛レース

2018年11月11日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 妨害工作によって邪魔するフェイトと相棒のマックス(ピーター・フォーク)。失敗して、その罰が必ず降りかかるところが笑える。2枚目で何をやっても上手くいくレスリー。しかも婦人方にはモテモテで、何度も熱いキスを受けている。フェイトがなぜもこう妬み、ライバル心を燃やすのかもここにあるのだろう・・・詳細は語られてないが。

 一方で、センチネル紙の会社に強引に押しかけて採用してもらおうとするマギー・デュボア(ウッド)。女性参政権が認められてない時代。自らが女性記者第1号となろうと躍起になっていたのだ。そしてグレートレースの記事を書くため、レスリーやフェイトの車に同乗しようとしたが叶わず、一人で参戦することになる。『チキチキマシン猛レース』の原型でもある映画なので、キャラもわかりやすい。

 テキサスの町、アラスカでのエピソードが面白いんだけど、終盤、ロシアを抜け、小さな王国ポッドルフに到着したときからストーリーがまともになってくる。そこではフェイト教授と瓜二つの皇太子ハプニック(レモン二役)の戴冠式を迎えようとしていたのだが、皇太子を亡き者にする陰謀が渦巻き、フェイトが拉致されるという事件が起こる。

kossy