グリンチ(2000)

劇場公開日:

解説

世代を超えて愛され続けるドクター・スースの絵本「グリンチはどうやってクリスマスを盗んだか」を、「アポロ13」のロン・ハワード監督がジム・キャリー主演で実写映画化したファンタジーコメディ。世界で最もクリスマスを愛する街フービル。しかし、全身が緑色の毛で覆われたひねくれ者の怪人グリンチは、クリスマスが大嫌いだった。街中がクリスマスムードで沸き立つ中、グリンチは人々からクリスマスを盗もうと企むが……。

2000年製作/105分/アメリカ
原題または英題:How the Grinch Stole Christmas
配給:UIP
劇場公開日:2000年12月16日

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

受賞歴

第73回 アカデミー賞(2001年)

受賞

メイクアップ賞  

ノミネート

衣装デザイン賞 リタ・ライアック
美術賞  

第58回 ゴールデングローブ賞(2001年)

ノミネート

最優秀主演男優賞(コメディ/ミュージカル) ジム・キャリー
詳細情報を表示

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

フォトギャラリー

映画レビュー

4.5周りと違うことへのトラウマ

2023年12月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、DVD/BD、VOD

泣ける

単純

幸せ

U-NEXTで久々に鑑賞。
ドクター・スースはオーストラリアに住んでいた頃にたくさん読んでいたので、すごく馴染みがありました。ただグリンチは「THE CAT IN THE HAT」と比べるとあまり知らなかったですが、本作は優しさがこめられたエモーショナルな話になっていました。

原作特有のカラフルな世界が実写で再現されていることに感動し、奇妙な形をした家や機械を眺めているだけでもワクワクしました。それに対比するように、グリンチの家はゴミだらけの汚くて暗い雰囲気も独特でした。

主演のジムキャリーは、マスクさながらの顔芸やテキパキに動く所がコメディのいい味を出していて最高でした。また、挿入歌の ”You’re a Mean One, Mr. Grinch”も、記憶に残るぐらい印象的な楽曲でした。

私は2018年に公開されたアニメ版も観ていますが、ギャグ路線の前者とは違ったテイストになっていたのも興味深かったです。ここでは、グリンチがクリスマスを嫌いになった過程が明確に描かれており、幼少期は学校でいじめを受けたことでトラウマになってしまいます。自身も周りと違うことが多いことに悩んだ経験があったので、そんな彼を見て辛くなったと同時にどこか共感してしまいました。

今でもそれぞれの個性を受け入れられず、苦しんでいる人も存在しています。そのため、この作品から様々な違いを受け入れ、一緒に楽しく過ごす時間がどれだけ大切なのかを改めて痛感しました。

日本では知名度の低い作品ですが、とても心温まる物語になっているので、気になった方はぜひクリスマスに観てください。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
Ken@

3.5ジムキャリーのジムキャリーによるジムキャリーのための映画

2024年9月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

特殊メイクを施して尚わかる表情の豊かさ、コミカルな動きに声

ふんわり優しいファンタジー世界でジムキャリー300%の映画

あと犬がかわいい

コメントする (0件)
共感した! 0件)
高い坂

3.5アニメを凌駕する実写ジム・グリンチ

2021年10月19日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、DVD/BD、映画館

笑える

楽しい

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 1件)
近大

4.0やはりさすが

2019年5月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

幸せ

アニメーションのほうのグリンチを観て、あまり脚本がよろしくなかったので、こちらのバージョンを見直す気になっての鑑賞。

ジム・キャリー好きとしては、特殊メイクのせいで彼本来の良さがイマイチ出きっていない感じがして、初見の当初はさほどいい印象もありませんでした。が、改めて見返してみると、グリンチと、郵便局員の娘であるシンディ=ルーとのやりとりが微笑ましく、グリンチの心境の変化についても、納得のできる展開で、とても楽しい作品だったのだと再認識させられました。

映像的にはアニメのほうが見映えはいいですが、脚本的にはこちらの方が断然、優れていました。さすがはロン・ハワード監督とジムのコンビ、といったところでしょうか。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
ユージーン