クリフハンガーのレビュー・感想・評価
全37件中、21~37件目を表示
Just had the most expensive funeral in history. 山岳xアクション
Amazonプライムでたまたま見付けて観賞。個人的に学生時代は部活で山登りをやっていたので山関連の作品は気になる所なのですが・・本作って山の部分は余り重要視されてなかったですね。普通にスタローンxレニー・ハーリンでした。
前半はもうずっとそんなん無理やろってツッコミつつ、途中から「山要素は気にするな」に気持ちを変えて観てました。冒頭の救助シーンは見所あるものの、あの遭難者の人はどうやってあんな所まで登ったんだろうって疑問が浮かびます。
山岳x犯罪者ってプロットは良かったものの、その後の脚本が雑過ぎではないでしょうか?根本的に犯人さんが皆オマヌケ過ぎ!一個目のカバンの時、スタローン登らせといてお金を回収する前に「ガイドは二人もいらないな。殺せ。」って銃撃ち始めるし。軽率じゃないですか?せめてカバン回収してからにしようよ。ほら、雪崩起きるし、お金回収できなかったじゃん!ホントにプロフェッショナルか?犯人の事を解説してたFBIの人は話盛ってたでしょ?
脚本に目を瞑れば山の風景は綺麗でアクションは見所ありました。ただなぁ、山に対する敬意が足りないのではなかろうか?
山岳サスペンス活劇で、スタローンの肉体が躍動する
WOWOWのスタローン特集で観賞。
ランボーシリーズ(3まで)の製作者マリオ・カサールによるスタローン久々の肉弾アクション。
1988年の『ランボー3/怒りのアフガン』以降迷走状態に入っていたスタローン。キャラクターのマンネリと類い群れな大根役者ぶりに加えて、シュワちゃんの人気が彼を追い込んだのかと思う。
本作の公開当時は、スタローン復活を本気で喜んだ。
が、これの少し後に『デイライト』という佳作があったものの、完全復活は2010年の『エクスペンダブルズ』まで待つことになる。
冒頭の切り立つ岩山でのロッククライミング場面で、スタローンの新しいアクションへの挑戦が感じられた。
ボルダリング競技が世に出る前(だと思う)、岩肌をつかんだ腕の力で垂直にジャンプして登る姿には驚いたものだ。
CGはまだ命綱を消す加工くらいにしか使われていない時代、実際に高所で行われた空撮ロケは迫力がある。
一方、セット撮影部分は画質の違いが極端で、70年代の映画のようでもあった。
スタローンの脚本は徹底してアクションに特化している。
友人の恋人を救えなかったエピソードは、それがトラウマとなってドラマに影響するわけではなく、山の達人であるスタローンが最初から救助に向かわないシチュエーションを作る材料にすぎない。
ジェット機での現金輸送強奪の計画は、成功して逃走する経路が想定されたものとは思えないし、不時着した山中で救助人を脅して現金ケースを探させても、どうやって下山するつもりなのか不明だし、ジョン・リスゴー率いる悪党 たちは 頭脳集団とは思えない。
崖の中腹から頂上にいるスタローンを銃撃する場面で、カメラが崖を舐めるように一気に上昇していく演出は素晴らしかった。
ランボーばりに崖からのダイビングもあるし、爆発を背景に吊り橋を走るスタローンなど、魅せる画の連続。
究極はクリフハンガー状態のヘリコプター上での格闘劇。
悪党たちは全員死んでしまうし、善人も多く命を落とす。
ストーリー自体の是非はともかく、特殊部隊員でもない(はずの)スタローンが超人ぶりを発揮する傑作大活劇だ。
冒頭の墜落シーンは映画館で観るとオシッコちびりそうになるくらいに...
子供の頃を思い出す
あ、ランボー
ロッキーがロッキーで…
スタローンvs雪山
スタローン作品では異色だか面白い。
敵が雑
雪山でスタローンが薄着で落ちそうになったり落ちたりしながら敵と戦う。スタローンは健気に頑張っているのだが、敵がおじいちゃんや女もいるのに雪山をものともしない猛者連中で、あの人たちは何なのだ、普段から山歩きを愛好しているのだろうか。そこに強い温度差を感じた。
スタローンに金を取りに行かせるためにわざわざ薄着にして、足にロープを掛けたりもする。普通にやっても成功には困難を極めそうなものなのに、ハンディキャップを課すことの意味がよく分からなかった。敵の残虐さや無鉄砲さと、スタローンにより負担が掛かっていることを描きたいと言う作者の意図が見えて、ちょっと興ざめした。
金が欲しいならもっと真剣に欲しがれよ、それともただ残虐だったり、純粋に意地悪なだけなのかと思った。その昔、映画館で見た時はもっと素直にハラハラドキドキできたので残念だった。
もしスタローンがこのポテンシャルでSASUKEに出たら成功しそうだった。
スタローン!
平凡なスタローンの活劇
総合:65点
ストーリー: 65
キャスト: 70
演出: 65
ビジュアル: 75
音楽: 70
シャツ一枚で登山を強要されても、凍りついた湖の氷の下に潜り込んでもスタローンは元気いっぱい。雪崩にも爆薬にもびくともしない。そんなありふれた英雄物の活劇であるが、山岳のレンジャーという設定なので風景はなかなか壮大だったりする。冬山なのに吐く息が白くないので、現地で撮影ばかりではなくて暖かい地域のセットで撮影したんだななんてものもわかってしまうし、物語は内容としてはそれほどたいしたものでもないが、次々に危険な状況が続くので退屈せずに見られた。
古いけど楽しめた
全37件中、21~37件目を表示