クリフハンガーのレビュー・感想・評価
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山岳サスペンス活劇で、スタローンの肉体が躍動する
WOWOWのスタローン特集で観賞。
ランボーシリーズ(3まで)の製作者マリオ・カサールによるスタローン久々の肉弾アクション。
1988年の『ランボー3/怒りのアフガン』以降迷走状態に入っていたスタローン。キャラクターのマンネリと類い群れな大根役者ぶりに加えて、シュワちゃんの人気が彼を追い込んだのかと思う。
本作の公開当時は、スタローン復活を本気で喜んだ。
が、これの少し後に『デイライト』という佳作があったものの、完全復活は2010年の『エクスペンダブルズ』まで待つことになる。
冒頭の切り立つ岩山でのロッククライミング場面で、スタローンの新しいアクションへの挑戦が感じられた。
ボルダリング競技が世に出る前(だと思う)、岩肌をつかんだ腕の力で垂直にジャンプして登る姿には驚いたものだ。
CGはまだ命綱を消す加工くらいにしか使われていない時代、実際に高所で行われた空撮ロケは迫力がある。
一方、セット撮影部分は画質の違いが極端で、70年代の映画のようでもあった。
スタローンの脚本は徹底してアクションに特化している。
友人の恋人を救えなかったエピソードは、それがトラウマとなってドラマに影響するわけではなく、山の達人であるスタローンが最初から救助に向かわないシチュエーションを作る材料にすぎない。
ジェット機での現金輸送強奪の計画は、成功して逃走する経路が想定されたものとは思えないし、不時着した山中で救助人を脅して現金ケースを探させても、どうやって下山するつもりなのか不明だし、ジョン・リスゴー率いる悪党 たちは 頭脳集団とは思えない。
崖の中腹から頂上にいるスタローンを銃撃する場面で、カメラが崖を舐めるように一気に上昇していく演出は素晴らしかった。
ランボーばりに崖からのダイビングもあるし、爆発を背景に吊り橋を走るスタローンなど、魅せる画の連続。
究極はクリフハンガー状態のヘリコプター上での格闘劇。
悪党たちは全員死んでしまうし、善人も多く命を落とす。
ストーリー自体の是非はともかく、特殊部隊員でもない(はずの)スタローンが超人ぶりを発揮する傑作大活劇だ。
冒頭の墜落シーンは映画館で観るとオシッコちびりそうになるくらいに...
冒頭の墜落シーンは映画館で観るとオシッコちびりそうになるくらいに迫力ありましたよ。とにかく全編アクションシーン満載。TVで見直してみると、やっぱり迫力は感じられなかった。
今でこそフリークライミングとかボルダリングの競技人口も増えていますが、当時としては画期的。それまでもイーストウッドの『アイガーサンクション』(1975)などの映画もありましたけど、筋肉を見せつけてくれたのはスタローンだった。
アカデミー賞もラジー賞もノミネートされている(笑)
〈1993年12月映画館にて〉
子供の頃を思い出す
この頃の90年代の映画の雰囲気とはCGも下手に使わずに悪役の感じもまた90年代のそれでいい時代だったなと思う。子供の頃、親父の部屋で観てた木曜〜日曜洋画劇場とかを思い出させてくれるとても思い出のある映画。Amazonプライムで出てきてすぐ観てしまいました。雪山をTシャツ1枚で登る姿、氷水の中を裸で泳ぐ姿、自然の猛威に生身の体で立ち向かうスタローンの姿、かっこいい…
あ、ランボー
悪役が全く同情の余地がないぐらい悪いやつだったので、スタローンの反撃の数々は非常に心地よかったです!
映画の中盤から、薄々思っていて最後まで見た時に確信する「あ、これランボーだ・・・。」
スタローンが暴れる映画にハズレなしですね。
ロッキーがロッキーで…
ロッキー救助隊って…(^^;
まぁ、とにかくハラハラドキドキの連続で楽しめる(^^)b
特に、オープニングで親友の彼女の救助するシーンは手に汗にぎる(゜〇゜;)
美しい山々も見れるし、なんと言ってもスタローンのいろんなアクションに、肉体美が見れるのが良い(^^)b
スタローンは高所恐怖症なのに頑張ってるし(^_^;)
でも、ヒロインの女優はなかなかキレイだったのに、そのあと売れなかったのかなぁ~?
スタローンvs雪山
雪山を舞台にスタローンが大奮闘します。なんでこうなるんだってシーンが所々あって気になりつつもハラハラドキドキもする展開にハマります。
気軽に楽しめるんですけど雑な部分も見えるんで意見は分かれる作品かも。自分は好きですが。
けど個人的に気になったシーンは洞窟でのシーン。敵にボコボコにされながらも勝利を収めたケイヴ(スタローン)に駆け寄るジェシーの放った一言。
「ケイヴ大丈夫?ケガはない?」
思わず「血だらけやん!」ってツッコんじゃいましたよw
まあ色んな意味で引き込まれたんで結果的に楽しめる映画でした。
ミニレビュー
この当時の作品にしてはかなり面白い作品。
まあいろいろとツッコミどころや放置してる雑さはあるけど、今見て見劣りしない面白さがある。
山での攻防がとにかくハラハラさせられる。
昔ながらのハリウッド作品。
スタローン作品では異色だか面白い。
そもそも、滑舌が悪いスタローンに
演技は求めてはいけない。
彼には肉体を介し、駆使した表現があり
この作品に於いてもそれは十二分に出ている。
冬の雪山、ロッキーでタンクトップ、Tシャツ、
薄いセーター、フリースとかもう、ムチャクチャ。
リフトアップで敵をやっつけ、腕一本で
人を引っ張り上げる。
氷に落ちても服脱いで泳ぎ回るし、
ある意味マーベルのヒーロー達より
アンビリーバブルな活躍です。
でもそんなスタローンが俺は好きだ。
敵が雑
雪山でスタローンが薄着で落ちそうになったり落ちたりしながら敵と戦う。スタローンは健気に頑張っているのだが、敵がおじいちゃんや女もいるのに雪山をものともしない猛者連中で、あの人たちは何なのだ、普段から山歩きを愛好しているのだろうか。そこに強い温度差を感じた。
スタローンに金を取りに行かせるためにわざわざ薄着にして、足にロープを掛けたりもする。普通にやっても成功には困難を極めそうなものなのに、ハンディキャップを課すことの意味がよく分からなかった。敵の残虐さや無鉄砲さと、スタローンにより負担が掛かっていることを描きたいと言う作者の意図が見えて、ちょっと興ざめした。
金が欲しいならもっと真剣に欲しがれよ、それともただ残虐だったり、純粋に意地悪なだけなのかと思った。その昔、映画館で見た時はもっと素直にハラハラドキドキできたので残念だった。
もしスタローンがこのポテンシャルでSASUKEに出たら成功しそうだった。
スタローン!
作品としては作りの粗さが目につくというか全体的に粗いため、いろんな整合性を気にする方には合わないと思います。
難しいことを考えずに、頭を空っぽにして楽しみたいというときにピッタリな映画ですね。
私の一番好きなシーンはヘリからの山を見下ろしたシーンですね。BGMも相まって自然のスケールの大きさを感じられました。
平凡なスタローンの活劇
総合:65点
ストーリー: 65
キャスト: 70
演出: 65
ビジュアル: 75
音楽: 70
シャツ一枚で登山を強要されても、凍りついた湖の氷の下に潜り込んでもスタローンは元気いっぱい。雪崩にも爆薬にもびくともしない。そんなありふれた英雄物の活劇であるが、山岳のレンジャーという設定なので風景はなかなか壮大だったりする。冬山なのに吐く息が白くないので、現地で撮影ばかりではなくて暖かい地域のセットで撮影したんだななんてものもわかってしまうし、物語は内容としてはそれほどたいしたものでもないが、次々に危険な状況が続くので退屈せずに見られた。
古いけど楽しめた
結構昔の映画だね!
現在2011年11月(笑)
でも何回も見てるのにそれなりに楽しめるのは良い映画の証拠かな。
雪山の危険なシーンもたくさんあってドキドキする。
でもストーリーはありがちな始まってすぐ全部読めるくらい王道。
でもまたテレビで流れたら見るんだろうなー(笑)
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