劇場公開日 1993年12月4日

「ジョン・リスゴーを起用したのに。」クリフハンガー レプリカントさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0ジョン・リスゴーを起用したのに。

2019年8月22日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

単純

レニー・ハーリンの失敗作のひとつ。脚本がダメだと、いかに俳優の熱演が虚しいものになるかの良い見本。
当時、本作の予告編を映画館で見たときはかなり期待したが、実際に観てみると脚本も駄目、映像も予告編以上のものはない。どういう画を撮りたいかは充分わかったが、出来上がりはすべてが中途半端。
クライマックスのヘリにつながった梯子にぶら下がってるのは人形バレバレだし、追われたスタローンが凍った湖に逃れる場面はセットバレバレ。つり橋爆破後、かろうじて助かったスタローン、どう見ても安全な感じ等々。
リコシェで悪役が板についたジョン・リスゴーをせっかく起用したにもかかわらず、その悪役ぶりも中途半端で残念な出来でした。
雑誌の袋とじのようなガッカリ感満載の作品。

レプリカント