グリーン・カードのレビュー・感想・評価
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嘘から出た真実。偽装結婚から真実の愛へ。 A・マクダウェルが素敵。...
移民局の恐怖
ジェラールドパルデュー扮するジョージは、グリーンカードが欲しくて偽装結婚したアンディマクダウェル扮するブロンデと結婚証明書を取得した。ところが移民局の調査が入ってブロンデは焦って口裏合わせにジョージを呼び出した。ブロンデはがさつなジョージを嫌っていたが、移民局の調査に耐えるにはジョージと交流せざるを得なかった。ジョージは、ブロンデの友人宅に呼ばれてピアノ演奏をして喝采を浴びた。気を取り直してふたりはお互いの勉強会を始めた。屋上で新婚旅行の証拠写真を撮ったりもした。しかし、今度はブロンデの両親が来て、ジョージは便利屋を装った。散々努力した結果、ふたりの友情は生まれたが、果たして結果はどうなる? やはり不正を取り締まる移民局は大変だろうね。
ジェラールドパルデューのキュートさが全開。あんなクマさんみたいな風...
アメリカ永住権のため偽装結婚
べたなほのぼの恋愛物語
総合:65点
ストーリー: 60
キャスト: 70
演出: 70
ビジュアル: 70
音楽: 70
二人の過去や状況、どうやって二人が出会って結婚するにいたったか、そういうことはあまり描かれない。恐らくはあまり人に関心がなく、とにかく緑豊かな庭での生活に浸りたいアンディ・マグダウェル演じるブロンティと、恐らくは恵まれない幼少期を経てアメリカに不法入国して、永住権が欲しいジェラール・ドパルデュー演じるジョージ。
その対照的な二人のベタな恋愛物語でしかないのだが、周囲で起きる出来事が二人の関係を少しずつ変えていく過程が楽しめる。二人の共同作業の場面、演技と演出でほのぼのと見られる。
日本ではそれほどの知名度でもないが、ジェラール・ドパルデューはフランスではかなりの有名実力派俳優で、これがハリウッド進出第一作目。今作でもアンディ・マグダウェルと共に良い演技をしている。
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