「人の嫉妬心を侮ってはいけない」グラディエーター momokichiさんの映画レビュー(感想・評価)
人の嫉妬心を侮ってはいけない
マキシマスはもちろん気の毒だが、コモドゥスもなんとも不憫であった。
おじいさん皇帝のアウレリウスがコモドゥスに対してあまりに無神経すぎたのがそもそもよくない。細心の気を使ってフォローしていれば、コモドゥスもあんな「嫉妬心の化け物」にならなかったのではないか。。。
マキシマスもマキシマスだ! 序盤もう少しコモドゥスにフレンドリーにしてやっていても。。明らかにアウレリウスに対する態度と異なっていた。そういうのはコモドゥスにも伝わるんだよー。(頼むから、もう少し上手にやれよー)
「人の嫉妬心を甘くみてはいけない。うまくなだめないといけない。」という教訓をもらった。仕事に活かします。。
しかし、はじめて最初から最後まで通しで観たが「“スペイン人”グラディエーターがマキシマスだった」ということが明らかになってからも長かったんだな。
後半は「強権による力も民意の前では自由に動けない。」ということを示す内容。 プーチンロシア vs SNSで結束するウクライナと世界 のようであった。
マキシマスの遺体は皆に担がれて闘技場を後にする。
その端でコモドゥスの遺体は寂しく放置されたまま。
象徴的なシーンであった。
※コニー・ニールセンはとんでもなく美しかった。
※ラッセル・クロウを堪能する映画ですね。これ。
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