「リドリー・スコットの最高傑作?」グラディエーター もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
リドリー・スコットの最高傑作?
※2024.10.20 ,三回目の鑑賞。【TOHO,シネマズ橿原】マキシマスは“男”(東洋風に云えば“漢”)だね、“男”としての安定感が半端ない、そしてこれは“HOME”に帰りたかった男が闘いの末、ようやく“HOME ”に帰れる物語。
追記:ローマのコロシアムを牛耳る胡散臭い興行師役がデビット・ヘミングスだというのに三回目で気付きました。役者だからどの様な役もするのは当たり前だけど若い頃を思い出すとちょっと寂しい…
※2024.10.14. 二回目の鑑賞。【TOHOシネマズ橿原】やはり「名作」だ。私の中では「名作」と「傑作」の定義は少々違う。普通に考えれば、かつてローマ軍の名将軍だったとはいえ今は一介の剣闘士がローマ皇帝と決闘し、ましてや殺すことなどを考えられない。でも、そのリアリティの無さを越えて胸に訴え掛けて来るものがある。だから「名作」。
然し、あれ(一回目の鑑賞)から24 年が経ってるんだね。リチャード・ハリスもオリバー・リードもまだ健在だった。懐かしい。
ラッセル・クロウはこの頃が一番精悍で良かったかな。
“男の嫉妬は真っ黒け”を染々と分からせてくれる作品でもある。
昨日『ジョーカー/フォリ・ア・ドゥ』を観たから、一日違いで24年後のホアキン・フェニックスと24年前のホアキン・フェニックスを観たわけだ。
《初見時》リドリー・スコットはこの頃が一番良かったかな。男に生まれて良かった、と思わせてくれた映画。コニー・ニールセンが美しい。
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