「戦地で毎日手紙を書いていたのに、妻は全く読んでくれなかった。」雲の中で散歩 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
戦地で毎日手紙を書いていたのに、妻は全く読んでくれなかった。
傷心の旅にてサクラメントへ向かう途中、大学院生のビクトリアと知り合うが、その娘は恋人に捨てられ、しかも妊娠していたのだ。父親に殺されると泣いている彼女を見て、恋人のフリをすることになったポール。メキシコからの伝統的な風習を尊重し、厳粛である父親の前に「どうせ明日には帰るんだし・・・」などとチョコレートの見本でなごやかに過ごそうとする。
荘大で牧歌的な葡萄園はリアルじゃなく、とにかく絵画的。火事になってしまうスペクタクルも絵空事のように思えるのが残念だ。まぁ、そんなに予算もないんだろうけど・・・
展開も予想された通りに進むんだから、もうひと工夫がほしいところかも。戦争の辛い体験映像もそれほど活かされているとは思えないし・・・
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