「完璧な疾走感」グッドフェローズ ザカマツさんの映画レビュー(感想・評価)
完璧な疾走感
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ギャング映画の金字塔。
一人のギャングが成り上がって、最後に没落していくまでを描いた作品。
本来ならこういう作品は重々しかったり、ギャング映画特有の長ったらしさがあるものだが、この映画ほど悲惨な状況をコミカルに、軽快に表現できるような作品はなかなか無いのではないかと考える。
主人公が没落し始め、窮地に追い込まれれば追い込まれるほどに、物語のスピード感が増していき、ラストに結びついていく。
ラストシーンでフェードアウトしながら流れてくるシドヴィシャスのMy Wayで飾るラストはこれまで見てきた中で最もクールなラストとして心に残っています。
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