劇場公開日 2020年8月14日

禁じられた遊び(1952)のレビュー・感想・評価

全42件中、21~40件目を表示

5.0約、70年も前の映画と思うとすごい。 子供の純粋さと残酷さ 闇を怖...

2021年5月31日
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約、70年も前の映画と思うとすごい。

子供の純粋さと残酷さ

闇を怖がる幼さと、罪を恐れない大胆さ

ラストで人混みに消える少女に胸が締め付けられる。

戦争の罪は大きい

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猫柴

3.5ギターのBGMが良い

2021年1月2日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

第二次世界大戦初期のフランスで、ドイツの空爆により両親を亡くした5歳の少女ポーレットが、たまたま出会った11歳の少年ミッシェルと十字架を盗み小動物の墓を作って遊んでると・・・という話。
無邪気な少女ポーレットを妹のように可愛がるミッシェルの気持ち、兄のように慕うポーレットが健気。
有名なギター曲「愛のロマンス」が適切なBGMとなっている。

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りあの

5.0戦争への怒りとギターの調べ

2020年6月23日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

 第13回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞作。
 第25回アカデミー賞名誉賞(外国語映画賞)受賞作。

 Amazonプライム・ビデオで鑑賞。

 巨匠ルネ・クレマン監督が戦争への怒りをこめた名作。

 死が日常となり、その意味合いが希薄になってしまった…。ポーレットとミシェルが、無垢のままに夢中になった遊びが、その証拠でしょう…。戦争が子供に与えた影響というものの残酷さが浮き彫りにされ、胸が締め付けられました。

 ギター一本で奏でられる哀愁の調べが、なんとも言えない余韻を残しました。悲しみが増幅されました。ギターが得意だった私の恩師が、よく弾いておられたことを思い出しました。

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しゅうへい

3.5誰もが知る「愛のロマンス」が作品にぴったり

2020年5月25日
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鑑賞方法:VOD

泣ける

悲しい

幸せ

戦争という運命によって生まれてしまった悲しすぎる物語。
もう、切ないという以外なんと言えばいいのでしょう。
冒頭の空襲のシーンは当時にしてはかなりリアルでした。
ただ、そういったシーンは冒頭だけで、その後は長閑な田舎で静かに時間が過ぎていくので、ギャップがありながらも、なんとなく不安な雰囲気を感じました。
まだ死についてもよく知らず、孤独な少女ポーレットが本当に純粋無垢といった感じでとても可愛いですね。
ポーレット役のブリジット・フォッセーさんはまだご存命でした。
あの幼いポーレットは70歳のおばあさんに。
当時の親の子供への厳しさは観ていて可愛そうでしたが、ただただポーレットとミシェルの無邪気な様子に救われました。
お隣との取っ組み合いは唯一滑稽なシーンだったかも。
馬に蹴られただけで亡くなってしまったお兄さんはあまりにも儚かった。
ラストのシーンは強烈でとても印象に残りました。

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唐揚げ

5.0大人のためのおとぎ話

2020年4月17日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル、映画館、TV地上波

純粋無垢な少女と少年の”十字架遊び”に大人のエゴイズムの”戦争"を比喩した反戦映画の名作。私的にはマイルストンの「西部戦線異状なし」とチュフライの「誓いの休暇」と並べて反戦を主題にした映画のベスト3と位置付ける。
また、田舎の少年が都会から来た可愛らしい少女に抱く淡い恋心を繊細に表現した、フランスらしい恋愛映画の奥行きもある。戦火のパリから遠く離れた農村を舞台に、少女を引き取る農家が隣人といがみ合う牧歌的ユーモアにも、利己主義に陥った大人社会への批判が感じられる。
「太陽がいっぱい」「居酒屋」のルネ・クレマンのリアリズムタッチによる、大人のためのおとぎ話。ブリジット・フォッセーのあどけない表情に自然な演技と、哀愁を帯びたナルシソ・イエペスのギターの調べが、おとぎ話の世界に誘い、ラスト、大人たちの心を突き刺す耐え難い虚しさ。ラストシーンに心打たれるのは、その虚しさに一人一人が大人として考えることが生まれるからである。永遠に語り継ぐべき映画の代表作。

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Gustav

3.0幼くても女はオンナ

2019年9月22日
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ポーレットはあんなに大事にしていた犬を「新しい犬をあげる」と言われすぐ放ってしまうし、その後作ったお墓の隣に新しいお墓をねだるし・・・。
ブランド品を次々にねだるキャバ嬢と、あの娘の笑顔のためなら!・・・と借金を重ね自己破産する田舎の青年にみえてしまった。

子どもの純真さと残酷さ。
子役二人の可愛らしさ。
ギターの音色と共によい映画だったが
反戦映画ではないなあ・・・と思う。

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ユキヒメ

5.0ギターを持ったら、まずこれ♪

2019年7月15日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 南仏の田舎町。自然豊かな場所であっても容赦無く襲いかかるドイツ空軍。子犬も死んでしまい、途方に暮れるポートレット。都会育ちの彼女は田舎での生活は慣れないことばかり。寝かせようとしてもミシェルの名前を連呼する。

 犬の死体を埋めて十字架を立てる行為。お祈りすら知らないポーレットはミシェルに習い、墓を作ることに興味を覚えた矢先、ミシェルの兄ジョルジュが死んでしまう。馬に蹴られたことが原因だったらしいが、重体だとは誰も考えていなかったのだ・・・

 死体を埋めるには友達を一緒に埋める。フクロウが捕まえていたモグラ、隣の家のひよこ、ハチ、ミミズなど小動物を次々埋葬する二人。兄の葬式で霊柩車の十字架を盗んだりする。純粋であるがゆえのこと。

 ドレ家とグアール家は不仲。ミシェルの姉は隣の戦地から戻ってきた息子と恋仲。ミシェルの父親はどことなくコミカルで笑えるシーンも多い。

 孤児院に引き取られそうになる場面で、「ミシェル」という一般的な名前を聞くポーレット。思わず辺りを見回すがミシェルはいない。切ない・・・

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kossy

3.5ライティング!

2019年6月18日
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とにかく子役たちの演技の緊迫感が最高!息を飲む演技とはまさにこのことだなぁとしみじみ思いました。
そして何よりこの映画のライティングに感動いたしました!

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ハワイアン映画道の弟子

4.0戦争孤児の悲話

2019年4月21日
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鑑賞方法:映画館

永遠に語り継がれるであろう不朽の名作であり、いつの時代にも通じる普遍的な戦争孤児の悲話。徐々にエスカレートする無邪気な子供の好奇心をユーモアを交えながら子供目線で描いている点が素晴らしい。名曲と共に心にしみじみ染みてくる一本。
2019-86

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隣組

3.0反戦映画

2019年3月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

子供たちの純真さと大人たちの余りにも利己的な様が対比されて描かれている。子供のしたことが犯罪だと言うのなら戦争を引き起こした大人は重罪人だろう。

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ちゆう

4.0反戦映画

2018年12月30日
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鑑賞方法:映画館

難しい

50歳を超えて初めて観ました。
反戦映画とのことですが、今一歩、実感できませんでした。

どなたかも書かれていますが、大人というか時代に翻弄される子供(?)のように感じます。

少女役の方の表情には驚かされます。

こういう映画を劇場で拝見できる機会に感謝です。

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taiyasan

4.0はっと我に返るラスト

2018年12月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

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佐分 利信

4.0大人のわがままに振り回される子供たち

2018年10月7日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

反戦映画と紹介されていたが、あまり反戦のメッセージは感じられず、大人のわがままに振り回される子供たちの悲哀を描いているように思えた。
現代の日本では、戦災孤児こそ生まれないものの、同じように大人のわがままに振り回されて辛い思いをする子供たちはどこにでもいるのではないか。だからこそ時代を超えた名作なのだろう。

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uttiee56

3.5名作は映画館で

2018年9月29日
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ビビ

3.5最後が………

2018年9月15日
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たとえ子供の遊びでも許されることではない。
この映画悲しすぎて語れない。
最後の「ミシェル〰」が当分頭から離れない。

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くる

4.0悲しくて切なくて胸が詰まりそう、今でもそうした子どもたちを作り出し...

2017年7月14日
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鑑賞方法:試写会

悲しくて切なくて胸が詰まりそう、今でもそうした子どもたちを作り出している戦争を続けている人間はなんと愚かなものか

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かまちゃん

4.0何度観ても泣ける。無邪気な姿がかえって切なさを募らせる。ラストシー...

2017年5月11日
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鑑賞方法:DVD/BD

何度観ても泣ける。無邪気な姿がかえって切なさを募らせる。ラストシーンは辛すぎた。

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tsumumiki

3.0お墓ごっこ

2017年1月27日
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everglaze

5.0いろいろと、複雑な気持ちになる

2015年8月12日
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鑑賞方法:DVD/BD

なんと言えばいいか、感想を表現するのに困る。
戦争の悲惨さと子供の純粋さが、本作をとても残酷な映画にしている。『子供の純粋さは時としてとても残酷なものだ』と、誰かが言っていたが、まさにその通りだと思う。
50年も昔の映画ですが、今観ても心に刺さるものがあり、感慨深いものがある。まさに傑作。

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サケビオース