「滑稽さが勝る」キングダムI 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
滑稽さが勝る
する事はないけれど比較するならば『ツイン・ピークス』になる訳で途中からデヴィッド・リンチの作品を観ている感覚には言い過ぎか、一般の視聴者に飽きられないよう興味の持続力を保ちながら展開する物語とラース・フォン・トリアー自身の色を塗りたくらない程度で民衆に寄り添った演出描写はテレビドラマだからこそ?
核となる話から群像劇として観る側を混乱させない、難解になるギリギリからの単純明快な感じ、奇妙で不穏な雰囲気からコミカルに映る話運びが面白くも、例外はあるにしろコメディとして捉えられる作品も多々なラース・フォン・トリアーがラストに登場する姿からも楽しく仕事している印象が。
全四話を二日に分けて観たので長尺に挑む感覚はなく、やはり『ツイン・ピークス』のシリーズを観ていたテンションと同じ感情が沸々と!?
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