CUBEのレビュー・感想・評価
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やっぱり面白い
今は亡きシネヴィヴァン六本木にて鑑賞
リメイク版とは監督の才能の差が顕著
菅田将暉主演のつまらないリメイク版のオリジナルです
元祖だから初めて目にした新鮮さは想像できます
センスもいい
キューブも心なしか大きいですね
6人が選ばれた背景も薄々わかってくるし、推理の楽しみもある
ホラー感もいい感じ
緊張感、恐怖感の演出もうまい
死亡フラグがわかりやすいのがたまにキズかな
でも、主役の意外性がまた謎をよぶんだなあ
突然の豹変
なんなんだコイツ
コイツ、警官と違うんじゃないか
きっとあのパターンですよ、なんて
経験と推理がフル回転
面白いですよ
結局なんだったんだろう
適材適所のメンバーを人為的に組ませていることから、なにかのオーディションかもしれない
クリアーすればサバイバルなミッションが待っているとかね
続編に期待してしまいます
なんだ、リメイク版はどこをとっても元祖に負けてるやん
恥ずかしげもなくよく公開したものだ
古さを感じない密室ミステリーサスペンス
誰でも楽しめるスリル感
設定とアイデアが秀逸であれば謎は謎のままでもいい
【改めて考えたこと】
この作品を観るのは、20年以上ぶりだ。日本リメイク版の公開の前の予習だった。
オリジナル「CUBE」は、現在の六本木ヒルズの一角にあったWAVE内のミニシアター・シネヴィヴァン最期の上映作品で、もっとも人気を博した作品だったように記憶している。
当時観た時は、カナダの制作で、こんなユニークな発想や状況設定の作品が出来るのかと非常に印象深かったことを思い出した。
だが、今回改めて観て、その時気が付かなかったのか、もう忘れてしまっていたのか、いくつもユニークな示唆があって、CUBE自体もアートで、このままリマスターして劇場公開しても良いレベルだと感じた。
世の中には様々な「陰謀説」が囁かれている。
Qアノンや、ネット右翼が大好きなディープ・ステートがそうだ。
ちょっと前だったらフリーメイソンや、イルミナティもそうだが、フリーメイソンは、そうした組織ではないことを自ら公言しているし、フリーメイソンの乗っ取りを画策したイルミナティは、その陰謀が暴かれ、ずっと昔に消失してしまっている。
CUBEはどうだ。
外郭だけ作成し、他は知らないという男の示唆するところは重要だ。
役割を分け、それを忠実に実行しただけ。どのように利用されているのかは知らない。陰謀などないのだ。起こっていることは全て不可抗力だ。
これは、僕たちの世界そのものではないのか。
だが、CUBEの中の人間と同様、役割は果たしていても、或いは、役割を果たしていると感じていなくても、CUBEが、世界が、どのようなシステムで動いているのか詳細は知らず、世界のどこかで神々のようにふるまう輩がいて、世界を動かしているような気になるのだ。
アダム・スミスが「国富論」で「見えざる手に導かれるように」と記してしまったばっかりに、余計、陰謀論に拍車がかかるようになってしまったのだろうか。
(※因みに、日本では「見えざる手」に「神の」と修飾が点きますが、これは日本の経済学者の誇張なのだそうです。)
そして、このCUBEに導かれた人のように、本当は、知恵を絞れば、ソリューションは見いだせるのだと言うのが、この映画の本当の意図のように思える。
陰謀は無能な傍観者の考え方だ。
CUBEのなかで起こる差別、罵詈雑言、怨恨、暴力も僕たちの世界のものだ。
まあ、警察官だと言う男も含め、少しステレオタイプのような気もするが、シンプルに示唆的にするための演出だとう思う。
ただ、サバイブするのが......というのは、こうしたタイプの映画のありがちな設定だなと思って、少し笑ってしまった。
立方体
シュチュエーションスリラーのテンプレ
謎の立方体が沢山ある部屋に閉じ込められた6人の男女が何とか脱出しようとするも、殺人トラップに翻弄されたり仲間内で争いが生じたりするシュチュエーションスリラー。
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男女6人それぞれにキャラと役割があって、最初に死にそうフラグ、生き残りそうフラグ、後からヤバい奴になりそうラグ、などスリラー映画あるあるの古典的な型。特にやっぱり警官は良いねえ。
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あいつ何もしてない頭は悪い、最後の靴を投げ捨てるくせに、力があるからって威張り散らしてもはや最後らへんは無能すぎて笑けてくる。そもそもこのゲーム、力があることはあまり役に立つことってないんだよな。逆にその力は仲間内の足を引っ張っているだけ。子供3人いるとか言ってたけどどうせ奥さんに全く会わせてもらえてないんだろうなぁ。
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障害を持ってる子が「緑の部屋が良い」と言うようにCUBE内の各部屋の色によって登場人物達のメンタルにも影響を与えているらしく、確かに揉めてる時ほぼ赤い部屋なんだよね。日本版を見る時にも赤い部屋が出てきたら何かが起きるサインかも?
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CUBEを建てた理由も特にないし、誰かが観察して楽しんでいる訳でもないし、選ばれた人にも理由がない、理不尽な恐怖。ここら辺は続編で明かされちゃってるらしいけど、この映画は理由がないということが1番の恐怖だと思う。
人の変貌していく様がリアルっぽい?
アマゾンプライムで観賞。
黒幕の正体、キューブを作った目的等々、最後まで明かされないのでスッキリしない人もいるだろう。本作は極限状態に置かれた人がどうなっていくのか、その顛末を割と現実社会のメタファーとして描かれている。警官や医者、犯罪者、知的障がいを持った人など様々。接点や共通点がない。どんな人生を歩んでいても理不尽な目に合うことを示唆している。
最初の20分くらいまでのグロシーン以降は目をそむけたくなるような残酷シーンは意外とない。それよりもある人物の変貌していく様が妙にリアルで現実でも居そうでそっちのほうが怖かった。関わってはいけないヤバいひとでも、あの状況下では避けることはムズカシイ。人と人の関わり方や怒らせてはいけないとの付き合い方について考えさせられた一作。
よくこんなアイディア思いついたもんですね。
日本でリメイクされるということで鑑賞。面白かったからめちゃ楽しみ。でも「おとなの事情」の例があるからな~。どうなるこっちゃ。
さて本作についてですが。ハイ。面白かったです。新しいキューブの解き方が出てきたり割と以外な人物が悪役になってたり。でもまあアイデアオンリーでここまで名作といわれている気がします。
正直ココ要る?ってシーンが多いです。障害者のカザンが青い部屋が好きで赤い部屋は嫌いというセリフや水や食料がないと3日で死ぬなどどこの伏線にもなってないですからね。
なんていうかそれ以外は特にいうこともないんですよね。私は映画を見てこれは人生の縮図だ!とか難しいことは考えないので「あー楽しかったな。」とそれだけです。まあ見てみてはいかがですか?楽しいですよ。
日本人でリメイクされるらしい
目が覚めると謎の立方体の中。
それぞれの6面には真ん中にドアが1つずつで、隣の立方体に繋がっている。
ただのキューブの部屋もあれば、足を踏み入れるとワイヤーが飛び出て細切れになったり、火炎放射器が発動したりする部屋もある。
キューブのドアには3桁の番号が3つずつ。
密室に閉じ込められて精神が荒れて行く中、脱出を試みる。
小学生ぐらいの頃にテレビでみた記憶がかすかにあった。
そんときは、部屋ごとに重力の向きが変わることがあった気がするんだけど、どうやら違う映画だったらしい。
だから、今回がもしかしたら初めてかもしれん。
罠をくぐり抜けることよりも、暗号を解読することよりも、このシチュエーションでの緊迫感を味わう映画。
それなりにグロい演出はあるから、弱い人は要注意。
あと、因数っていうのは素因数分解したときの数字のこと。
例えば30=2×3×5だから因数は3つ。
7は素数だから1つ。
8は素数ではないけど、2の三乗なので、これも因数は1つ。
求めるには、とにかく素数で割り切れるか確かめるしかないので、数字が大きいとすげぇ時間がかかる。
天文学的。
そんな映画が今度日本人でリメイクされる。
これは不安しかない。
中途半端な死亡シーンとくさい台詞が飛び交うんじゃなかろうか。
イメージとしてはインシテミルのような…。
レンタルでみようかな。
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