劇場公開日 1966年2月12日

「ナット・キング・コール」キャット・バルー kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ナット・キング・コール

2019年8月16日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 コロンビアのタイトルで女神がアニメ・モーションとなり銃を放つ。そしてコミカルなカントリーミュージック(若きナット・キング・コールが歌ってる)でキャット・バルーの紹介するという、異質で面白いオープニング。「キャット・バルーは悪い女で、絞首刑にされて当たり前」という歌詞が繰り返されるが、さっぱりわからない。なぜそうなるのか?と物語に引きずり込まれるのだ。

 伯父と甥の強盗コンビが故郷の家にも登場し、父を助けてもらうように頼む。雇ったガン・ファイターはキッド・シェリーン。酔えば酔うほど命中率が上がる男だ。用心棒を雇ったのもつかの間、すぐに父が殺されてしまった・・・

 列車強盗、射撃訓練とリー・マーヴィンの面白さが爆発。二役をこなし、酔いどれと恐怖の鼻無し男を見事に演じ分けていた。軽快で爽快、音楽も冴えているなぁ・・・

kossy