気まぐれな狂気のレビュー・感想・評価
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人間心理の描写が良い
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人を殺すことを何とも思わない悪党、人は殺したくないが悪党、悪党を演じているが実は捜査官・・・
こういう濃いメンバーと同行した普通の一般人が悪党の影響で調子に乗って
悪党と同調するようになる。
彼は決して悪人ではなく、大それたこともできない。
男の持つワルへの憧れというか、そういった部分が目覚めてしまっただけ・・・・
そしてそれがやがて後悔へと変わる・・・
各登場人物の思いが交錯し、またその描写が見事だと思います。
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雰囲気は悪くなかったですよ。
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下調べが杜撰で計画も割りといい加減だから深みに嵌まってしまった感じもありますが、緊迫感もありますし、雰囲気も悪くなかったです。
ヴィンセント・ギャロよりもキーファー・サザーランドの方がキャラが立っていた事ですし、ラストにもう一暴れして欲しかったですね。
自分が見落としただけかもしれませんが、犯罪組織でもない人達の元に覆面捜査官が潜入していたのは何故なのか、ちょっと疑問です。
何がしたかったのかキーファー・サザーランド?
過去の名作へのオマージュなのか?
ただ飛びっきりぶっ飛んだ悪役が
やりたかっただけなのか?
興行的にも悲惨だったのが想像出来る。
全てが中端半端で退屈だった。
キーファーもう作る側には
居ない方がよい。
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