「愛情では導けない躾」奇跡の人(1962) 重さんの映画レビュー(感想・評価)
愛情では導けない躾
母親はパティデューク扮するヘレンケラーが赤子の時に目も耳も機能していない事に気づいたがかろうじてそのまま育っていったが躾が出来ずに両親は困り果てていた。アンバンクロフト扮する劣悪な環境で育ったアンサリバンが盲学校から初仕事で教師として派遣された。
まずは人形のタッチからアルファベットの勉強が始まったね。身障者用のアルファベットがあるんだね。ヘレンケラーが乱暴だからこりゃあ体力勝負だな。他に行くところもやることもない先生だから根性据えて出来た様だね。まるで戦場、凄い戦いだ。ヘレンケラーとアンサリバンの話は知識として知ってはいたが、映像で観るとリアルさが伝わるな。親とも戦わねばならないからさ。愛情では導けない様だ。施設育ちの先生だから出来た事なんだね。ふたりの演技力には脱帽だ。
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