劇場公開日 1993年6月19日

奇跡の旅のレビュー・感想・評価

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3.0ほのぼのコメディ

2013年3月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

総合:60点 ストーリー: 60 キャスト: 70 演出: 60 ビジュアル: 70 音楽: 60  「三匹荒野を行く」のリメイク版。しかしオリジナル版と異なり動物たち自身が喋る設定になっている。しかも動物というよりもかなり人間のような性格のままに考えそして喋る。だから動物というよりも擬人化された動物という設定で、喋る内容はかなり人間臭い。確かオリジナル版はドキュメンタリー調でそれなりに真面目な話だったように記憶しているが、今回は全体に乗りが軽くて喜劇的要素を前面に出してほのぼのとしている。そのぶん物語は現実味というか緊迫感が薄くなった。  その意味ではより対象年齢が下がって子供向き映画になっている。内容としてはディズニーらしく愛情や友情が前面に出ていて安心して家族で見られるだろう。犬はともかく猫とか動物たちは言うことを聞かないだろうに、よく訓練したなと感心する。  ハリウッドでは動物ものはこのように擬人化して動きの早く科白の多い笑えるようなものじゃないと退屈されて受けないという考えが主流になっているようだ。近年の作品で動物が動物として描かれる映画を見た記憶がない。このような動きを否定する気はないけれど、真剣路線の動物ものがあってもいいと思う。

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Cape God