劇場公開日 1999年6月5日

「3分経ったら意識を失う」奇蹟の輝き kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

2.03分経ったら意識を失う

2019年7月18日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 子供を亡くして悲惨な夫婦の愛の世界。それもつかの間、本人も死んでしまう。幻想的な油絵の世界には黒人青年アルベルトが案内してくれるのだが、実は姿を変えた息子だった。本人の口からは自分の正体を告げられないという設定は日本のコミックなんかにもよくある話だなぁ。

 そんなことより、「3分経ったら意識を失う」という台詞に思わずうなずいてしまうほど眠くなる映画だった。人間死んでしまったらお終いなのに、どうしてココまで引っ張るのか意味がわからない。大切な人を思い出すというプロットは納得しましたけど、夢の家でも妹が出てこないし、ラストの映像もリーインカーネションなのか思い出なのかがはっきりしない。あとは想像してくれと美しさだけで押し切られたようだ・・・

kossy