「【”孤独を愛する秘密主義の盗聴のプロが聞いてしまった一言。”その男の心理的恐怖を描いた”聴覚””盗聴”映画。】」カンバセーション…盗聴… NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”孤独を愛する秘密主義の盗聴のプロが聞いてしまった一言。”その男の心理的恐怖を描いた”聴覚””盗聴”映画。】
ー 先日、「ブラックボックス」と言う、面白き聴力映画を鑑賞した。
今作は、出演した俳優が”参考にした”と語っていた作品である。-
・プロの盗聴屋、ハリー・コールは依頼により若き男女の街中での会話を盗聴していた。
そして、そこで話されていた”殺される・・”と言う言葉を聞いたハリーは、徐々に忌まわしき想いを抱いていく。
・過去に彼が行った盗聴により、引き起こされたと、盗聴のプロ仲間が語る殺人事件。
ー 画では、一切描かれない。逆にそれが、観る側の想像力を掻き立てる。-
・ハリーに盗聴を依頼したのが、大会社の”専務”であることが途中で明かされ、男女はその会社の社員であり、女は専務の妻であることが分かって来る。
ー ハリーは、男女が殺される事を危惧し、テープを渡すことを拒否するが・・。
ここで、観る側は制作側のトリックに掛かる。実際に殺されたのは・・。ー
<ハリーが、自分自身も盗聴されてるのでは、と疑心暗鬼になり自分の部屋の壁やら器具やらを全て壊すシーンは彼自身が狂気の世界に引き込まれている事を、明示している。
”聴覚””盗聴”にテーマを絞った心理サスペンス映画の一作である。>
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