カレードマン 大胆不敵

劇場公開日:

解説

「ナポレオン・ソロ・シリーズ」を書いたマイケル・アバロンの原作をロバート・キャリントンとジェーン・ハワード・キャリントンが共同で脚色し、ジャック・スマイトが監督した。撮影はクリストファー・チャリス、音楽はスタンリー・マイヤーズが担当。出演はウォーレン・ベイティ、スザンナ・ヨーク、クライヴ・レヴィル、エリック・ポーター。製作はエリオット・カストナー。

1966年製作/アメリカ
原題または英題:Kaleidoscope
配給:ワーナー・ブラザース映画
劇場公開日:1966年12月24日

ストーリー

若くて、おしゃれでハンサムなバーニー(ウォーレン・ベイティ)は女の子には不自由したことがない。ロンドンで知り合った女性エンゼル(スザンナ・ヨーク)は素晴らしく魅力的で早速デイトにこぎつけた。そしてヨーロッパ旅行から帰ったら電話するからと約束して、ジェノバに出発した。彼はその夜、軽業師的スマートな離れ業で、「カレードスコープ」というネオン輝く工場へ忍び込んだ。そこは世界で有名な「カレードスコープ」印のトランプの製造元である。そしてカードを印刷する機械の銅版に微細な操作をほどこして姿を消した。さて場所がかわってここはモンテカルロのとばく場。何喰わぬ顔でバカラ・ゲームのテーブルについているのはタキシード姿のバーニー。使われているカードは例の工場の銅版による印刷だから、裏の模様の目印を見ただけでバーニーには、表の数字、マークまでお見通しである。計画は見事、大成功というわけだ。だがそこへ突然エンゼルが現れ、彼の後を追いはじめた。ロンドンに帰ったバーニーは今度は中年男マニー(クライヴ・レヴィル)の訪問を受けた。彼はロンドン警視庁の警部でエンゼルの父親だった。そしてバーニーのトリックは娘と私の協同作戦で見破られている、逮捕しようとすれば出来るが、当分それは見あわせて、私の仕事に協力してくれと言う。つまり麻薬密輸の総元締ドミニオン(エリック・ポーター)にポーカーを挑戦して、例の手口で息の根をとめよというのだ。白熱のゲームは数時間に及び、バーニーは25万ポンドを手にした。今回のバーニーの圧勝は彼のトリックのおかげではなく、あくまで幸運によったのである。ところが負けたドミニオンは暴力で金を取り戻そうとして、大アクションが展開。危機一髪でマニーがバーニーを救った。事件解決のあとは、めでたいバーニーとエンゼルの結婚式だ。

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