カリフォルニア(1993)のレビュー・感想・評価
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見所はブラピの演技力☝️
夢のカリフォルニアへ向けたロングドライブ。
経費削減の為に募った同乗者は、人を殺す事など何とも思わない連続殺人犯だった。
全く正反対な男二人が行動を共にしていくうちに何かが変わり始め、同行の女性たちは危機感を高めていく…
殺人者がどういう心理なのかという事を考えさせられる映画。
善と悪の考えは紙一重なのだという事を実感します。
異常としか言いようのない、一種の障害なんじゃないかと思わせる役をブラッド・ピットが見事に演じている作品でした。
キレたブラピ
やはりブラピはキレまくった気ちがい演技が上手い、というより性に合うようです。
映画的にはスタイリッシュと言えなくもありませんが全般に粗くて雑です。
ただのの雑が気ちがい演技をより引き立てていますね。
足りないお姉さんが切ないです。
極悪人のブラッド・ピット
イケメンが極悪人を演じるのもまた良いです
キレっぷりがすごい
そのブラッド・ピットより印象的なのはジュリエット・ルイス
すごい演技力でした
ストーリーは全く後味良いものではなく、解決しても心が晴れる事もなく重いまま
あの2人は普通に生活してるようで二度と元には戻れない、そうとしか思えません
爽快さが全然ない作品もらたまに観るには楽しめます
挑戦的な設定の企画が俳優の演技を生かせないで終わるロード・ムービーの凡作
ドミニク・セナ監督の長編第一作。精神異常の殺人者と、犯罪事件のセミドキュメンタリー映画制作の作家志望の青年の変化球ロード・ムービー。殺人動機を探るテーマより、その恐怖感のみが印象に残る。二枚目俳優ブラッド・ピットが振り幅の広さに敢えて挑戦した役柄。昔の美男スターでは考えられない汚れ役をしなくては今日のリアリティ映画優勢の映画界で評価されない現実がある。単なる好青年のつまらない役より、遣り甲斐があるのも確かであろう。対して、青年ブライアンを演じたデイヴィッド・ドゥカヴニーは、その個性の弱さで役柄に合っている。その恋人の女流写真家のジュリエット・ルイスは、個性的容貌と演技力で、殺人者アーリーと一定の距離を取る微妙な立場を上手く演じている。アーリーの恋人キャリーの愚鈍な女を演じるミシェル・フォーブスもそれなりの存在感。俳優の演技を生かせなかった脚本・演出が凡庸な映画に終わる。
ブラピ&ジュリエット
2020年10月18日
映画 #カリフォルニア (1994年)鑑賞
#ブラッド・ピット と #ジュリエット・ルイス が共演
1990年に別の映画で共演してから付き合ってたらしいので、この映画の撮影時はまだ交際中。ジュリエットの魅力が爆発してた頃の演技が見れます。
#デヴィッド・ドゥカヴニー はやはり普通の人
設定は悪くなかったのですが…
ストーリーとしては、まぁそれなりでしたが、ブラッド・ピットとジュリエット・ルイスの演技が素晴らしかったですね。
あれだけ美形なのに髭と演技だけで、ブラピ、粗野で凶暴な下層階級の白人に見えましたし、ジュリエット・ルイスも、少し知的に問題がありそうな感じで、だからこそとても純粋な女性を演技とは思わせない自然さで演じていましたね。
ナチュラル・ボーン・キラーズのマロリー役といい、ちょっとキレた女性の役をやらせたらジュリエット・ルイスに勝る人はいないかもしれませんね。この二人の演技を観るだけでも鑑賞する価値があるかと思います。
そう言えばラストに“彼らとの違いは、良心の呵責に苛まされるか否か”のような事を語っていましたが、そんな事は考えただけでもわかりそうなのに(;^_^A
その後のジュリエット・ルイスの語りは悪くなかったので、まぁそれなりに良い終わり方だったです。
それと作品自体に直接関係ある訳ではありませんが、あの当時の流行りなんでしょうが、女性陣の髪型が鑑賞中、気になって仕方なかったです。
ジュリエット・ルイス
トレーラーハウスに住むアーリー・グレイス(ブラピ)と彼を盲信しているアデリーン(ルイス)。片乳を曝け出すジュリエット・ルイスが眩しい。
2人が同乗してからはロード・ムービーとなるが、ブラピとジュリエット・ルイスが頭の足りなさそうな雰囲気を上手く演じていて笑わせてくれる。そして語り手でもあるブライアンがまじめに「殺人者と普通の人の違い」を語っている様子もシニカルで面白い。なにしろドライブに出かける前に大屋を殺し放火していたブラピだったのだ・・・ガソリンスタンドで「次は君が払え」と言われて、トイレでおっさんを刺し殺すアーリー。やがてカーセックスを目撃し、彼の野獣性に気づいたキャリーは彼を降ろそうと主張するが時すでに遅し。人殺しの現場を見せられ、ニュースによってアーリーが指名手配されていることを知る。
ネバダの廃屋で警官2人を撃ち殺し、ついに殺人鬼の本性を見せるアーリー。しかし、ここからの演技はちょっと弱くなってしまう。この翌年に『ナチュラル・ボーン・キラーズ』でまたもやクライム映画に出演するジュリエット・ルイスの演技はよかったけど、ブラピがもっとキレてくれたほうが良かった。なぜ殺人者となったかわからないほどだったと述懐しているところから、そのままのほうが良かったのかもしれないけど・・・
演出も演技も過剰
潔い位に極悪なB・ピットの役柄が雰囲気や風貌も含めて良かったがチョット演技が過剰に思えて後の作品だが「スナッチ」を思い出す。
J・ルイスの役や演技もワザとらしくて抜けた感じに最後までイライラ。
頭の悪い殺人鬼ってマヌケ過ぎてB・ピットの見た目が格好良いけれど全体的に残念でもある。
キレてる
とにかくブライアンが鈍感過ぎ、
鈍感だから始まった物語ではあるが、本を書こうとしてるくせに鈍感過ぎてイライラする。
ブラッドピットのサイコパス的殺人犯と脳タリンのジュリエットルイスのカップルは素晴らしかった。
ブラピは変人役の方がハマる。
ジュリエットルイスを殺すシーンの表情が変わるシーンはゾッとする。
シンプルな話しだけど、ワンシチュエーションかつ背景も変わる車に乗り合わせると言うアイデアはなかなかスリリングだった。
ブラッド・ピットが低能な凶悪殺人犯役
総合65点 ( ストーリー:65点|キャスト:65点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
主人公側の俳優陣は知らないが、悪役側のほうが有名である。ここではブラッド・ピットが人の痛みを理解しない自分勝手な凶悪殺人犯を演じる。でも今までに人を殺したといっても手当たり次第にしたわけではないだろうに、旅を始めた途端にあまりに行き当たりばったりに殺しすぎるのは何があったのだろうか。歯止めがきかずすれ違いざまに殺人をするような無軌道さは、いかに彼が低能だという設定だとしてもぶっとびすぎではないか。ジュリエット・ルイスは好きだが、今回の役どころの可哀想なおつむの弱い女も好きになれない。演出も演技も全体的にやや迫力不足で、特に強い印象は残らなかった。
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