「悲しみの中の歌と踊り」ガッジョ・ディーロ カメレオンさんの映画レビュー(感想・評価)
悲しみの中の歌と踊り
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父のカセットテープの歌い手、ノラ・ルカを探しにフランスからルーマニアのロマの暮らす地域にやってきたシュテファン(見た目はハリー・スタイルズ風)。
言葉は通じないけれど歌と踊りが好きで明るい、楽しい人たち、くらいの感じで彼らとの交流を楽しむ。
そんな中で、ルーマニアの人との争いから住んでいたところが全て焼かれ、世話になったイシドールの息子も亡くなる。
その後、今までのテープなど全て壊すシュテファン。
シュテファンはきっと、そこでロマの歌や踊りの本当の意味を知ったのだろう。悲しみの中から生まれる音楽を。
最後に踊るシュテファンとそれを見て微笑むサビーナが印象的だった。
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