劇場公開日 1976年4月3日

カッコーの巣の上でのレビュー・感想・評価

全78件中、21~40件目を表示

5.0素晴らしいとしか言いようがない演技

2023年2月9日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

刑務所から逃げる為に、精神異常を装って施設へと来た主人公。 しかしそこで見たのは不条理に患者達を抑制する実態だった。 嫌気がさして脱走を考えるが、不思議と共同生活をするうち「仲間」との関係が気になってくる。 そして周りも彼をきっかけに変化していく… ジャック・ニコルソンとルイーズ・フレッチャーが凄いのはもちろんですが、他の登場人物 皆の演技がとにかく素晴らしい。 そしてストーリーも非常に考えさせられる作品。 衝撃的なラストシーン、飲み物を持つ手が止まり完全に画面に見入ってしまいました。 まさにこういう映画が自分の知らない世界を見せてくれて、日常において人との付き合い方を見直すきっかけになる。 映画史に残る不朽の名作!! いやぁ、余韻が凄い……

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びぃあぃじぃ

5.0映画が終わった後の拍手

Mさん
2022年10月2日
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映画が終わった後、拍手をしたくなる時は時々ある。しかし、この作品を見た時には、映画館で自然に拍手が沸き起こった。 思い出してみても、映画の最後にあんな反応があったのはこの作品だけかもしれない。 もう一度、見直してみたいと思いつつ、そのままになってしまっている。

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M

5.0生きる力を何度も権力に奪われる姿が心に響く

2022年1月27日
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20代で初めて見て、60代の今でも毎回何かを感じる名作です。 クズな主人公マクマーフィの生命エネルギーがこの映画の全ての根源だが、その力を強制的に何度も権力に奪われる姿がどの年代でも心に響くのだろう。 ラストの救いに泣けるのはそのエネルギーが受け継がれた姿を感じたから。 権力に道理があるのも描いてるのも凄い。 監督と主役役者だけでなく、何もかもがこの時代に噛み合って完成した映画の歴史に残る名作

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Yoji

0.5ここまで政治にへつらう映画があったか

2021年11月27日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

この映画は精神病院が舞台で、「精神病」の患者たちが登場人物ですが、製作者側は一言注意書きを入れておくべきでした。「精神病」などはこの世界に存在しないのだ…と。それがこの映画の世界観です。 精神病を否定すれば、精神病院の患者たちへの治療は監禁や拷問にすぎません。 だから道化役マクマーフィはこうした不当な処遇を告発するような言動をつねにしている。それは身近な生活上の管理体制を素材にして、映画製作当時の東側における監視社会の不当さを訴えかけているようにも見えます。 しかし、精神病の存在を否定できなければ、精神病院の患者たちへの治療は病気から自由になるために不可欠です。マクマーフィがしていることは単なる治療妨害であり、患者を自由から遠ざけるだけの話です。むろん、これが現実なのです。 このような歪んだ世界観を、製作者側に無理やりでっち上げさせたのは、いうまでもなく「東西冷戦」でしょう。そんな世界政治の構図の中で、西側陣営の象徴たるアカデミーに、半沢直樹じゃあるまいに土下座して映画を作って、「よくできたでしょ、褒めてよ」と言っているのが本作です。 …小生はいただけませんね。 追記) その後、ネットの情報から本作の下敷きにミシェル・フーコーの狂気論があることを知りました。 その狂気論とは、「狂気とは理性と対の知の形だが、近代的理性が権力を握るのに従い、医学的管理の下に社会から見えない場所に追いやられてしまった。しかし、時代の制約から逃げるには狂気の全面的開放が必要であり、それを実行したのがゴッホやニーチェであった」というものです。 なるほど、理性と狂気の対立という構図ならわかるかも…と思って再見しましたが、狂気の全面的開放が港のクルージングや深夜パーティで、時代を変える予兆がチーフの脱走にあるとは、小生には思えませんでした。比喩として何も意味を受け取れない。 「狂気の歴史」を読破しなければわからないのでしょうか。ならば、それは一般の娯楽映画とは言わないでしょう。

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徒然草枕

2.0無題

2021年11月12日
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鑑賞方法:DVD/BD
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くそさいと

5.0衝撃。

2021年10月26日
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P.N.映画大好きっ子さん

3.0最後が衝撃的

2021年9月2日
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鑑賞方法:DVD/BD
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あっちゃんのパパと

5.0久しぶりに

2021年8月1日
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何度も観ましたが 久しぶりに観たくなって… こういう映画…無くなってしまったな。 近年の映画は「アメリカ映画のセオリー」に則ったものばかり。 主人公は、共感重視。 無駄なく、味気ない。 エンタメとしてはそれが良いのかとも思うんですが こういう雑多なエピソードが重なって行く映画も良いと思うんだけど。

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キョン

3.0何処かのんびり。

2020年12月20日
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再見。 辛口だが何処かのんびりしたお話しだ。 だがやはりどうもこのラストには納得がいかない。 彼が死ななかった場合のシャイニングの後日談と見るか。無理か。

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きねまっきい

4.0病院が病いを癒すのではなくむしろ病人を作り出していくところに恐怖を...

2020年9月22日
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鑑賞方法:DVD/BD

病院が病いを癒すのではなくむしろ病人を作り出していくところに恐怖を覚えた。難しい題材だがユーモラスに感じる場面が多く救われた。結末はつらかったがチーフの存在が一筋の光となった。やるせないものの静かな感動が波打つ、心に刻まれる作品だった。

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tsumumiki

3.5すごい映画

2020年5月24日
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ki wa

3.0スカッとしたりモヤっとしたり

2020年5月24日
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どんじい

5.0大好き

2019年8月9日
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鑑賞方法:映画館

大好きな映画です。東京来て、これを名画座で見てから、真面目な映画(社会派映画)も観られるようになった。自分にとってのひとつの成功体験です。 DVDも買った数少ない映画。(愛する「スターウォーズ」すら持っていないのに)いつかちゃんとレビューします。 2019/11/21追記 masami さんに、「監督はチェコスロバキア(当時)出身だからか自由への渇望が感じられる」と教えてもらい、心底そうだなと思ったので、忘れないようにここに書いておきます。

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CB

4.5人権なんて、掲げられた大きな正義の前では、有って無いものだ

2019年8月7日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

楽しい

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すこぶる

4.0マックの意志はチーフに継がれた。

2019年6月17日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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kossy

3.5個人と体制との対立をシンボライズしているんだろうけど、も一つピンと...

2019年6月6日
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個人と体制との対立をシンボライズしているんだろうけど、も一つピンと来ない。婦長さんも自分の仕事をしているだけで、そんなに悪人には見えなかったし。

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もーさん

5.0人間の尊厳とは…

2019年4月22日
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30年くらい前の僕は、SFX絡みの洋画ばかり観ていたオタク寄りの少年であった。 そんな中本作に出会い、その人間の尊厳をえぐった内容に衝撃を受け、以降は人間ドラマは勿論、ジャンル問わず話題作は片っ端から観まくる、僕を真の"映画好き"にさせてくれた作品です! いやー、本作のジャック・ニコルソンのような、廻りに影響を与えられるパワフルな人間になりたものだ…(もう立派なおっさんだけど)

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ヒロ

4.0自由への招待

2019年1月29日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

精神異常を装い刑務所の強制労働から精神病院へ逃げ出すことに成功したランドルPマクマーフィー。 院内の絶対的な権力の持ち主であるラチェッド婦長に人間らしさを奪われてしまった患者たちを目の前にし、反体制的な行動で仲間たちを奮い立たせんと戦ったマクマーフィーを描いた作品。 なかなか手を出せなかった一本。 名作の呼び声の高い作品だがどういった内容がわからずいざ鑑賞。 1969年の「イージーライダー」で注目されたジャックニコルソンがその6年後の今作で初のアカデミー賞を受賞したことでも有名のよう。 ラチェッド婦長の強権の下、規則に凝り固められた院内においてグループセラピーなど止めてワールドシリーズを観るべきだと主張したり、バスを強奪して魚を釣りに行くなどの過激な行動を繰り返すマクマーフィーは側から見ると序盤はただの問題児的存在だが、ビリーやチェズウィックさらには聾唖のチーフとの交流を通していく中で常に患者たちの中心にいる、なくてはならない存在のようになっていく。 脱獄の希望を諦めずに持ち続ける、その自由気ままな生き方に少しずつ変わり始める患者たち。 そんな彼らとの別れを惜しみつつ、送別会といわんばかりに始めた脱走決行前夜の深夜のクリスマスパーティーwithマクマーフィーの女友達。 翌朝まで泥酔して寝てしまうという笑えるポカの先に起きた笑えない悲劇の数々と変わり果てた姿になってしまったマクマーフィーに心動かされた1人の男が起こした行動に確かに胸と目頭が熱くなった。 解説ありきの感動になってしまったのは不本意だが、不気味な人物を演じる印象が強かったジャックニコルソンが不器用ながらも大きな器の男を演じる様に感動した。 名作。。

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オレ

4.5抵抗する権利と男性が追いかけるすべてに提出しない権利

2018年9月21日
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鑑賞方法:DVD/BD

映画は精神の生き残りに向けて目覚しい賛美歌を形作り、逆境が何であれ、いつも自分自身を保存しなければならないと考える自由を再確認します。私たちがシステムによって挫折したとしても、私たちは自由に考え、自分自身を維持してください。偉大な監督の非常に大きな映画。それは、元の非典型的な存在を激しい慣習に沈ませようとしている機関の試みについての悲劇です。

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Fayçal