「人間の価値とは何かを問う映画」ガタカ キムラさんの映画レビュー(感想・評価)
人間の価値とは何かを問う映画
人を客観的公平に評価する判断材料の1つに遺伝子というものもあると思う。 近未来の舞台ではそれが人の優劣の指標となり、努力も報われない主人公が他人の遺伝子情報により、その人となり夢を叶えるというストーリー。
良かったところ、近未来の無機質な街並みや人間関係も希薄に見える舞台の中で、恋人や医者(おそらく局長も)は遺伝子の優劣よりも主人公の人間性や優秀な遺伝子に負けない本人の努力を認めはじめるという本来の人間の評価がまだそこにあるっていうところ。
しかし、近未来の街並みや車、服装などは狙ったとしても斬新さや未来的なものでなく、個人的に残念に感じました。
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