風と共に去りぬのレビュー・感想・評価
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長いが原作よりもかなり駆け足
日本語訳された原作小説読了後に視聴
4時間近い大長編映画だが原作よりもかなりテンポが早く状況がコロコロ変わっていくので、映画だけ見た人は登場人物一人一人がどのような人間なのか理解できるのかと疑問に思った。
しかし1939年に公開されたとは思えないくらいレベルが高く、映画史を語る上では絶対に欠かせない作品だろう。
大好きな映画。ビビアン・リーとクラーク・ゲーブルの組み合わせ以外は...
大好きな映画。ビビアン・リーとクラーク・ゲーブルの組み合わせ以外はスカーレットとバトラーは考えられない。何十回観ても感動する。
風と共に去りぬのぬは、未然形の「ず」じゃなくて連用形の「ぬ」だから、風と共に去ろう。っていう意味
こんな終わり方でいいのか!?
って思うくらいせつないせつない終わり方でした。衝撃…
スカーレットもレットも、どちらも意地を張って本音を言わないから、すれ違いが起こってしまうんです。
好きなら好きってちゃんと相手に伝える素直さが大切だと思い知りました。
ちなみに、高校の時古典の授業で
風と共に去りぬのぬは、未然形の「ず」じゃなくて連用形の「ぬ」だから、風と共に去ろう。っていう意味らしいです。未だに覚えてる。紛らわしいね。
アメリカ映画
監督:ヴィクター・フレミング
主演:ヴィヴィアン・リー
クラーク・ゲーブル
製作費:$3,900,000
公開日:1939年12月15日
1952年9月10日
スカーレットくず
いったいどう感じてほしいのだろうか
スカーレットがくず過ぎてずっといらいらしていた。それが4時間弱も続くのだからたまったもんじゃない。
終わり方も意味わからないし、後味は最悪。
これ観るならほかの映画2本観た方がいいですよ
いい映画だね〜
最近、原作を読んで感動しました。原作では特に南北戦争の状況に危機感と緊張感があり、引き込まれてしまい、思わずDVDを買ってしまいました。後半のメラニーのシーンには涙です。
この映画が製作された当時としては物凄く衝撃的だったと思います。
スカーレットやレットバトラーはもちろんですが、この映画のストーリーに1番圧倒的に影響を与えているのは、メラニーです。名作は永遠に不滅です。
やっと見れた名作!
テレビでは、見たことなくて必ずスクリーンでと夫婦で鑑賞!
イメージでは、かなり華やかかと?思ってたが谷に落ちたりと、まさに風と共に去りぬのタイトルどおり。主役2人に華があり、当時としては技術的に素晴らしいと思った。 ☆☆☆☆
デジタルリマスターの綺麗さと前後、中間に暗転の音楽流れる違いありました。製作時はスクリーンがワイドでないので最初だけ違和感ありました。
細かいところはあまり良く覚えていないけれど、鑑賞当時十代だった私が...
細かいところはあまり良く覚えていないけれど、鑑賞当時十代だった私が一番ハッキリ覚えているシーンは、スカーレットが香水を飲み干したシーン。ドン引きしたのは言うまでもないが(笑)、その他スカーレットの激しい言動から、「激動の時代において自身の感情に正直に生き道を切り拓いていく強い女性」を描きたかったことは理解した。今観たら、印象違うかな??
製作年を感じさせない壮大な映画
総合:90点
ストーリー: 90
キャスト: 85
演出: 90
ビジュアル: 75
音楽: 80
時は19世紀も後半にさしかかったころ、南北戦争を目前にした波乱の時代。まだ女性の権利など殆ど意識されていなくて、参政権も高等教育を受ける機会もなかった。その中で一人の女性が現代では当たり前とされていることをするということは、今よりはるかに厳しかったのは間違いない。
しかしスカーレットはそんな時代に波乱の人生を強く思うがまま自由に生きようとする。好きな男とは一緒になれず、夫は死に、家は荒廃するのに、それでも失ったものを取り戻そうと精一杯の虚勢を張り努力を惜しまない。その強さが故に失ったものも多くてその大きさに気がついて、傷つき悲しみにくれる弱さを見せても、猶一時の後にはまた悠久の大地の上に立ち上がろうと決意する強さ。
それは広大な大地を命懸けで開拓し近代国家を作り上げ女性がいち早く男と平等の権利を獲得した、そんなアメリカの強さの源泉を見た気にもなる。私個人のアメリカ生活でも感じた、強い者、リーダーシップを示す者、道を切り開く者に対する尊敬がアメリカの価値観の中にあるのは、きっとこういう歴史を踏まえてのことだろう。
情熱と強さとしたたかさを、美しさの影に隠そうともしないヒロインの姿を見せ付けられると、小さな幸せでは収まらない女が自ら起こした渦に巻きこまれる不幸に納得しつつも、その生き様があるからこそ壮大なドラマになるとも思う。失敗を恐れず危険と犠牲を覚悟で挑戦をする。その過程では敵も作ることも知っている。それで彼女は挫けても、またなんとか立ち上がろうとする。
もし彼女が小さな幸せくらいで満足していては、平凡な物語になってしまうだろう。壮大な物語にはそれにふさわしい主人公が必要である。世の中には小さな社会や常識に収まりきらず、向かい風に逆らい傷つきながらも自ら道を切り開く人がいる。その意味でヒロインものとして非常に優れている。
1939年という時代においてこれだけのセットを作り壮大な劇を演じ、それらを当時として画期的な質の高い総天然色で撮影して見せてくれたアメリカという国の凄さに敬服する。戦後ですらも白黒映画がまだまだたくさんあった。古い映画なのだが、それでも本当の製作年よりずっと新しい映画だと錯覚させる。画質はちょっと粗いが、物語の構成の高さや演出の良さも含めて1965年製作の映画だと言われたら多分信じただろう。その意味でも素晴らしい映画である。
さすが傑作
極上のラブストーリー大作でした。
ヴィヴアン・リーがすごく可愛い女性でした。
恋愛につぐ恋愛、ものすごい物語で、さすが昔から傑作と言われてきただけありました。
今見ても色あせない作品で、また何年してからも見たい作品になりまた。
長時間の作品でしたが、けっこう短く思えるのもまた、傑作だと思いました。
さすが風と共に去りぬでした。
アメリカ史の体現者スカーレット・オハラ
クラシック作品の中でハッピーエンドでは無いのに大衆にこれ程に受け入れられたのは非常に珍しいと思う。
もちろんベストセラーの映画化という強みもあり大金を投じて超大作として作られた経緯もあるが、この作品がアメリカ大衆に支持された理由には、スカーレット・オハラという人物がアメリカ建国、多くのものを犠牲に踏み台にしてきた歴史を体現したからであろう。
アメリカというアイデンティティーを紐解くうえで非常に大切な一作である。
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