風が吹くときのレビュー・感想・評価
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森繁久彌と加藤治子に尽きる。
最初に見た時には、ひょっとすると日本以外の人々の核爆弾や放射線に関する知識はこの程度のものなのかもしれないと思いました。またヒルダとジムの夫婦についても、愚かさや無知に対しては否定的な感覚を持ちました。(感動もしましたが・・・)
二度目に見た時には、外国のDVDを買って見たので、字幕もなく、会話が全く理解できず退屈でした。(それが最初のレビュー(星3つだった))
今回は三回目。ヒルダたちの愚かさは、ひょっとしたら、否定的なことだけではないのかもしれないと感じました。お互いのことを思い合ってはいても、確かな知識を何も持たないままの二人の姿は確かに愚かです。しかし、愚かであっても、だからこそ尊いというか・・・。とにかく否定的なものだけではない何かを感じることができました。うーん・・・。うまく表現できていませんね。すみません。中途半端な表現になってしまいました。うまい表現を思いついたら、この部分また書き直します。
この映画のソフトさに、本来の核の怖さを知っている人たちから批判の声が上がることもあると思います。それは当然のことです。
それでも、この映画を全世界の子どもたちに見せることには、とても大切な意味があるのではないでしょうか。
だからこそ、しぼりにしぼって、せめて45分程度におさめて欲しい。日本ならば小学校の授業で見せることのできる長さにして、義務教育のうちに、国民全員が見ることができるようになれば、と願ってしまいました。
また、「愚か」という表現を使ってしまいましたが、今回初めて、私自身も、確かに核などに関する知識は彼らよりずっとたくさん持ってはいるのでしょうが、彼らと何ら変わりがないのではないかと感じました。
デヴィッド・ボウイの「When The Wind Blows」が心に残ります。
〈最初のレビュー〉
いい映画なのですが、いかんせん長い。
30分くらいにできれば、小さなこどもたちにも見せることができるのにと思った。
DVDを買いたくても買えないのも残念。
こんなアニメ映画があったんだな。
2011.3.11。東日本大震災を経験した日本人にとっては、また違った思いで鑑賞せざるをえない。
時代は1980年代なので、米ソ核戦争を想定したものであり、チェルノブイリ以前だということを頭に入れておく。ほとんどが夫婦の会話のみ。それも多少ボケてはいるが、ほぼ知識の少ない一般人レベルなので、感情移入しやすい。第2次世界大戦を経験して、「あのときの戦争はよかったわ」などとたわけた発言もある(笑)。だから、どうしても過去の戦争しか比較の対象になっていない会話。夫の方は広島原爆についても知識があり、うんちくを並べ立てるが、科学の進歩により核兵器は格段の差があるだろうと予想はできた。しかし、政府発行のパンフレットに頼り切り、窓に白ペンキを塗ったり、ドアを60度に立てかけ、それが核シェルターになるのだと真剣に取り組んでみるのだ。
あっという間に核戦争。一つの原爆が落ち、夫婦の住む家はボロボロに・・・それでも二人はなんとか生きていたが、用意した水を入れた瓶はこなごな。食料だってまともに食えたのは缶詰のみ。やがて、原爆症の症状が彼らを蝕んでいくのだった・・・髪が抜け落ち(チャーリー・ブラウン似の夫はもともと毛がない)、赤い斑点が現れ、二人とも衰弱の一途を辿る。最後にはなぜか紙袋を被る二人・・・
核に対する無知。無知の美学。世界の終焉とあらば、そのほうが幸せなのかもしれない。アニメで描かれているのはそんな内容だけど、反核ではあるが反戦ではない。しかし、ハリウッドの映画人にはなかなか作れない内容なのは確か。同じ核保有国でありながら、感覚が違うんだろうな。
タイトルなし(ネタバレ)
英国の老夫婦の日常で戦争を描いた、戦場を舞台にしていない戦争映画。
政府発行のパンフ通りに核シェルターを作り、非常用の水や食糧を備えるところから物語がはじまる。ラジオから あと3分で我が国向かってミサイルが...と放送される。
原爆が落ちるが爆心地から離れたいたので生き残るが被爆してしまう。
放射能が体を蝕むそ様子があらわれ目の周りに影が入り、「おまえ口紅をつけたのか?」(=出血してる)くらいから、弱った表情に崩れた輪郭で、足や腕に斑点がでたり、奥さんの髪の毛が抜けるところまでも場面として描かれる。
優しい絵で描かれているのがいっそう怖い。
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