カジノのレビュー・感想・評価
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デ・ニーロとペシの絶妙に発火寸前の関係性が魅せるラスベガス一大絵巻
スコセッシ映画では時にデ・ニーロとジョー・ペシがタッグを組み、そこに第三者が入り込むことで黄金率が崩れて運命の終わりが訪れる。『グッドフェローズ』の第三者がレイ・リオッタだったとするなら、本作でその役目を負うのはシャロン・ストーンか。こうして三すくみ状態が出来上がることで、ラスベガスにてカジノ稼業を営み大成功を築いてきた男の転落劇が幕をあける。
ジョー・ペシの役柄は序盤からキレると誰にも止められない。早く厄介払いしたいのに、親友のデ・ニーロにはそれができない。で、そこに妻役シャロン・ストーンの本性発揮というか、最初は天真爛漫な美女だった彼女が、やがて金と薬物とアルコールで凄まじい怪物性をあらわにしていく姿は凄まじい。右はジョー、左はシャロン。かくして主人公の両足が思いっきり引きずり降ろされていく甘美かつ破壊的な崩壊劇が何よりの美酒だ。こういうの撮らせるとスコセッシは本当にずば抜けて巧い。
中盤まではよかった
カジノの支配人と組織の要として動いている間はおもしろかった
様々な気配りとあの手この手で攻撃してくる輩からの防衛
それでいて周りを立てる
支配人として有能な面を様々な角度から見せてくれる
長時間の作品ながらテンポよく飽きさせない展開でおもしろかった
そこから一変
女絡みになったとたん一気にトーンダウン
どうなるかわかってしまう上にやっていることが他の映画で見たような痴話喧嘩がずっと続く
支配人としてそんだけ動けるなら先回りできるだろと、うまいこと宥めることもできるだろと
後半は女のことばかりな上にかなり雑
結局組織はどうなったんだよ
色々訴えられてたのもどうなったんだよとほぼ全て投げっぱなし
3時間もあるのにオチが弱すぎる
カジノの支配人としての映画が観たかった
何度観ても素晴らしい! マーティン・スコセッシ監督が贈る、かの名作『グッド・フェローズ』と双璧をなす傑作!
午前十時の映画祭14にて久々に鑑賞
1970〜80年代半ば、マフィアからラスベガスのとあるカジノを任されるが友人や嫁によって人生を狂わされていく男の栄枯盛衰を描く見ごたえたっぷりの骨太ドラマで3時間を感じさせない没入感、見事です
全編に渡って主役のロバート・デ・ニーロさんとジョー・ペシさん2人のモノローグが交互に流れ続ける演出が異色で斬新、字幕読んで・内容理解しながら・映像を楽しむ、を3時間が人によってはキツいかもしれませんね(笑)
そして、バイオレンス描写もかなりキテますので、これも苦手な人は多いかもしれません
本作も他のスコセッシ作品同様、キャスティングが素晴らしいです
この時代のロバート・デ・ニーロさんはやっぱりキリッとしていてすごくカッコいい、70年代カジノの責任者っぽくカラフルなスーツが印象的、そしてジョー・ペシさんのブッ飛びキャラクターを困った顔で見つめる表情が最高です
本作はなんと言ってもペシさんのブッ飛びのキレ演技が圧倒的、あの目つきが凄すぎる、とにかく終始『グッドフェローズ』を何倍をも上回る不穏とヤバさの演技に圧倒されます
そして本作でさらに輝くキャラクター、シャロン・ストーンさんの演技が圧倒的、前半はメチャクチャ綺麗だけど堕ちて行き始めたらとことんダメになっていく様が見事、後半のデ・ニーロさんとの夫婦喧嘩のシーンや車で家に突っ込んでいくキレっぷりも圧巻、素晴らしかったです
終始緊張感に包まれる3時間、観終わったとはドッと疲れがきましたが、とても気持ちのいい疲労感で今回も大満足でした
「カジノ」ではなくて「カッシーノ」と言うのが正しい映画のタイトルだ...
「カジノ」ではなくて「カッシーノ」と言うのが正しい映画のタイトルだが、映画のテーマはギャンブルでは無くて「結婚生活の破綻」だと思った。計算高くギャンブルの才能がある"エース"だが惚れた女がミステイク。人生を賭けた相手が大ハズレ。
映画で描かれてた様に当時のベガスのまわりの砂漠には発見困難な死体が沢山埋まってたらしい。
ネバダ州クラーク郡ラスベガス市は、モハーヴェ砂漠内に位置しており通称ベガス。
1931年にネバダ州がギャンブルを合法化してからカジノの町として急速に発展し、第二次大戦後の1946年にバグジー・シーゲルがホテルを建設し、カジノが収益を上げることが判るとマフィアが続々とホテルを建設するようになってから20年後くらいが映画の舞台。
モデルになった人物
"エース"=
フランク・"レフティ"・ローゼンタール
カジノ「スターダスト」(映画では"タンジール")の実質的なボスの座に就いていたが経営ライセンスの発給を受ける事が困難であったので雇われ社長としてアレン・グリック(映画では"フィリップ・グリーン")が表向きの社長を務めてた
"ジンジャー"=
ジェリー・マクギー
ベガスの古豪カジノのトロピカーナでレフティと出会いシーザーズ・パレスで挙式した
"ニッキー・サントロ"=
アンソニー・"トニー"・スピロトロ
レフティの出世に刺激されて自分もベガスに移り住み、レフティの築いた地上の楽園を崩壊へと導いていく
↓以下Wikipediaから
・「スターダスト」は、IBT(全米トラック運転手組合チームスターズ)の会長ジミー・ホッファが握る年金基金6200万ドルの融資を受けたアレン・グリックが経営した4軒のカジノのうちのひとつ
・原作者のニコラス・ピレッジは、レフティに取材を申し込んだが拒否され、後に映画化するにあたり、デ・ニーロが主演すると発表されるとレフティは喜んで取材を受け入れたらしい
・レフティらマフィア関係者の弁護を担当したオスカー・グッドマンは、彼本人が実名で演じている
・撮影に使われたカジノ「リビエラ」はモデルになったレフティの勤めていた「スターダスト」の向かい側に位置し 映画の中では「タンジール」という架空の名前になっている
・劇中で何度か描かれているデ・ニーロが乗ったキャデラックが爆破されるシーンは実際にあった出来事で、レフティ自身は奇跡的に助かった
・劇中に登場する日本人ギャンブラー"K・K・イチカワ"は、山梨県の不動産業兼貸金業『柏木商事』の社長・柏木昭男がモデルで、荒っぽい地上げで財を成してカジノでの賭けの積極さから「戦士」と呼ばれたが、1992年自宅兼事務所で何者かにメッタ刺しにされて殺害された
・レフティは1988年に過去の些細な犯罪歴が原因でベガスから追放されたが、後に本人曰く「変装して何度か行った」と告白している。2008年に78歳で死去。死後、彼と妻のジェリーはFBIに協力する情報提供者だったことが明らかになった
・シャロン・ストーン演じた"ジンジャー"のモデルのジェリー・マクギーは、薬物過剰摂取が原因で1982年にロサンゼルスで死亡
・映画では"リモ・ガッジ"と言う実在のジョゼフ・アイウッパは1986年に懲役28年の有罪判決を受け服役、89歳で出獄したが1997年老衰で死去
・"ニッキー"と弟の殺害シーンは、実際の事件を基にしていて、ある住宅へ呼び出され地下室で殴打された挙句に近辺のトウモロコシ畑で生き埋めにされ殺害された。この事件の実行犯ら14人が2005年になって起訴され、2007年までに有罪判決を受けている
・スターダストは2006年に営業停止
運営していたBOYD Gaming社の再開発プロジェクトが不況の影響で建設工事が中断し、2007年に爆破解体された
・17世紀に数学者が偶然のゲームに統計的秩序をもたらして、ギャンブルが発展して行き、オッズを知ることによってプロのギャンブラーが出て来る様になる
・1980年代前半まで、アメリカ国内でカジノが合法化されていたのはネバダ州とニュージャージー州だけだったが今は10州が合法らしい
・2024年大谷翔平選手の通訳をしていた水原一平氏がギャンブル依存症であることを告白し、大谷の口座から違法なスポーツ賭博の胴元に6億8000万円を送っていたとされる事件が発覚した
「午前十時の映画祭(14)」なのに9:30上映開始だった
名人
午前10時の映画祭、池袋グランドシネマサンシャインで鑑賞
めちゃめちゃ面白かった
マーティンスコセッシ名人の映画は、長ければ長いほど面白いんじゃないだろうか
3時間あっという間
冒頭からすごい情報量
モノローグと会話劇の応酬
登場人物も多いので振り落とされんなよ!
と見入っているいるうちに、物語の引き込まれ
編集、カメラワークもテンポいい
ほぼ全シーンで流れるサントラも大変センスがいいのだ
監督、当時この映画作ってて楽しかっただろうなあと想像してしまう
シャロンストーンのキレキレ演技も最高です
とても面白かった
全体的には喜劇の語り口だった。どんどん守りに入っていくデニーロと、直情的なジョー・ペシ&シャロン・ストーンの関係性の面白さでグイグイ引っ張られていく。3人が完全に拮抗しているのが素晴らしかった。裏社会の絶対に逃れられない暴力システムも、色々うまく行っていた過去への愛惜も、ヒットソングに乗せて軽やかに描かれて、心に跡が残らない感じがかえって切ない。3人の男女をめぐる時の流れをクロニクルとして語り、この読後感に至るためにこの長さは必要だった、と納得した。今回が初見だが、公開時の大学生の年齢で見てたら良さが分からなかった気がするので、大変有難い午前10時の映画祭だった。
利用する側しかいない
午前十時の映画祭にて鑑賞。
欲望渦巻くカジノを舞台に、持ちつ持たれつと言いながら皆己の利のために策略している。
重厚なストーリーの中、デ・ニーロのカラージャケットのバリエーションだけが愉快。
華やかなカジノの裏側と男女の愛憎劇
有力者への賄賂、イカサマを行う客への暴力的な対処、ギャングとの付き合いといった、華やかなカジノ運営の裏側にある世界や、男女の愛憎劇が面白い映画。欲にまみれた人間達の姿とその末路を描いた今作は、『グッドフェローズ』や『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のマーティン・スコセッシ監督らしい作品だと感じた。これら2作品の主人公と比較して、今作の主人公のエースは、真面目で節度ある人柄なため、そこまで悲惨な末路は迎えていなかったところが異なっている。
中盤以降は、エースとその妻ジンジャーとの愛憎劇が面白い。ジンジャーは、付き合っていた男にエースの金を渡したり、彼の金を持ち出して逃亡しようとしたのを咎められて逆ギレする。エースの信頼を裏切った自身に非があるにもかかわらず、彼を責めるジンジャー。この彼女の姿から、状況を冷静に認識できず、他責性が強く感情を抑制できない馬鹿な女を上手く描き出せている。エースも彼女の表面的な美しさに囚われてしまったのが失敗だった。
エースを演じたロバート・デ・ニーロは適役だった。他の登場人物には無い貫禄があり、この役にぴったりで、彼の俳優としての実力の高さを感じた。
ベストオブオープニング(なんつう始まり方なのよ)
東宝シネマでリバイバル上映されるから絶対観に行くぜ🔥あのオープニングが好き過ぎて作品自体は6回くらいの鑑賞ですが、オープニングのデニーロの乗った車が爆破されて ブッ飛んでるデニーロをスローで映しながらのあの曲とか最高過ぎてそこだけは600回くらい見てます(笑) とは言え少し見るとついつい最後まで見そうになるくらい面白くて重厚な作品なので定期的に見ようと思ってます。
しかしあの長尺をダレる展開も無く最後まで引っ張るのは職人すね。
1970年代ラスベガスのカジノをめぐる欲と暴力にまみれた人間模様を...
1970年代ラスベガスのカジノをめぐる欲と暴力にまみれた人間模様を描いた骨太ドラマ。
ロバート・デ・ニーロが主演を務め、ジョー・ペシが相棒ニッキー、シャロン・ストーンが妻ジンジャーを演じた。
そして砂漠に埋められる
脂の乗ったデ・ニーロもよかったけど、デ・ニーロを上回る存在感を見せていたのがジョー・ペシ。実はホームアローンに出てるのしかみたことなくてずっこけ泥棒役のイメージしかなかったけど、こんな非道極まる極悪マフィア役を見事に演じているとは…!いやめちゃめちゃ怖かったよ!グッドフェローズも絶対観なきゃ。
特に前半はテンポが速くて細かいとこついていけない部分もあったけど、まあ、とにかくマフィアが絡むカジノ経営を邪魔するとベガスの砂漠に埋められるってことだ。実話みたいだが、今でもこんなこと裏で起こっているんだろうか…?
シャロン・ストーンの底力
マーティン・スコセッシの作品は個人的にあまりハマりません。タクシードライバーも、グッドフェローズも、ギャング・オブ・ニューヨークも、ウルフ・オブ・ウォール・ストリートも。理由はよくわかりませんが。。。
で、その中でも飽きずに観れたのが本作。ボイスオーバーのリレーはちょっとやり過ぎ感がありますが、カジノの狂騒を再現した豪華なセットと疾走感ある演出が作品を牽引してました。
演者で良かったのは安定のデニーロでも無く、狂気のジョーペシでもなく、かのシャロン・ストーン。破滅的な女を熱演、底力を魅せてくれました。
ラスベガスに行く前にぜひ見ましょう。3時間と長いが引き込まれる。終盤のスピード感よし。
3時間と長く、途中で飽きないか心配でしたがすんなり見ることができました。
ですが、語りがとても多い。英語苦手な人は字幕で見た方がいいかも。
ニッキーとの友情、確執はとてもよく描けてるなと思います。切りたくても切れない、友達だし長い付き合いだし、、、その辺の葛藤がよく伝わりました。
見て後悔しない映画だと思います。グロ描写も内蔵の露出などのリアルな描写はないので、苦手な人も見れると思います。
ヤクザ映画に似たところはあるが、カジノという舞台は日本にはないため新鮮でした。ラスベガスに行く前にお勧めしたい作品です。
軽いタッチのマフィアもの
スコシ選手のライトサイドの作品です。
LVを牛耳るマフィアのお話で、さぞかし重くて暗いと思いきや、意外にも軽くサラっとテンポよく描いているので3時間の長丁場を飽きずに観ることができます。
デニーロ選手も段々みっともなくなって所詮小悪党という風情が良いですね。
チビ男君の悪党ぶりが秀逸です。
見ててイライラする駄作
往年の本場ラスベガスのカジノの雰囲気ってこんな感じなのか!というのがわかる、煌びやかな映像は素敵だったし見ていてワクワクした。
が、基本的に語りが多すぎて、はっきり言って興醒めした。
映画なのだから、ストーリーテリングはナレーションでなく映像と演技で見せてくれよ。。
あと、デニーロはいつどんな時でもタバコを吸っていて、ニッキーはいつもいつも爪楊枝を口に挟んでいて、
それぞれのキャラのトレードマークにしたいのか何なのか知らないが、逆にリアリティなくなってます。
この点も非常に興醒め。
あと、この1本の映画通して、何百回Fuck●n'という単語出てきただろう。。
出てきすぎて耳についちゃって後半以降だいぶイライラした。
役者も基本、早口でまくしたてるようにセリフ言うスタイルなんだけど、徹底してどの演者もそうしてたので、
たぶんそういう演出をすることで独自のカラーを出したいと言う意図があるのでしょう。
その意図が透けて見えすぎちゃってますます興醒め。
他の映画見りゃよかった。
しょーもないというか、けっこう見ててイライラする映画でした。
日本の実録ヤクザ映画と比べてみるのも一興かと思います
内容は実話だそうです
邦画風の題名をつけるなら「実録シカゴマフィア ベガス死闘編」か「ベガスの帝王」でしょうか
スコセッシ監督の観客を掴む握力はものすごく、3 時間があっという間です
ベガスに行ったのはもう10年ほど昔
本作のラストにあるように、今ではディズニーランドみたいな健全な観光地でした
公営ギャンブルの競技場や場外馬券売場のような殺伐とした感じは全くしません
世界中から集まる家族づれの観光客で賑わっていました
シルクドソレイユのショーなどの観光がメインで、博打はオマケみたいになっています
幕張メッセのような大規模コンベンション会場もあって仕事の出張先としていく人も多いくらいです
自分も仕事で行きました
とはいえ、どの超デカいホテルも1階がカジノで、フロアが東京ドームくらいあったりします
スロットマシンのコーナーは、日本のパチスロ店と見た目はそう変わりありません
それが恐ろしく広いというだけです
なんか大阪ミナミの大きなパチスロ店に迷います混んだ感じになるくらいです
でも、ポーカーや、ルーレットのテーブルはやはりカジノ!と感じさせます
花形なのでやっぱり中央にあります
みんなカジュアルな服装で、ちょいと小綺麗なくらいでドレスアップしてるような人は誰もいません
ネクタイしているのなんか従業員くらいでしょう
ストリップ大通りは土産物屋が並んで、子供連れの家族が大勢歩いてます
お目当てのショーをしているホテルまでぶらぶらしているのです
夜ストリップを子供連れで歩いても怖い思いをすることはまずないでしょう
ゴミすら落ちていなく、本当に見た目は清潔でした
健全な娯楽の街です
雰囲気は新宿というより、大阪ミナミの道頓堀のノリ
歌舞伎町の雰囲気ではないのです
ちょいとダークではなく、底抜けにネアカ
このニュアンスが伝わるでしょうか?
暴力は水面下に見えないように、完全にコントロールされています
凄みのある本物、半グレ、チンピラさえ見かけません
ナンパ師が交差点の信号待ちの女の子に声をかけまくってうろちょろしているくらいです
金、賭博、女、酒
清潔なわけがありません
今のベガスも一皮むけば、強烈な暴力の統制があるに違いないと感じさせもします
そこが歌舞伎町と違うのです
水面下に透けて見えるか、見えないかの違いです
本作はそんな歌舞伎町がともっともっとヤバかった時代のようなベガスの物語です
中西部のマフィアの親分衆がリアルです
日本の実録ヤクザ映画と比べてみるのも一興かと思います
蛇足
本作では日本人ギヤンブラーが序盤に登場します
金持ちの紳士でした
10年前のカジノでは中国人の連中が生意気な態度で大きな顔で博打していました
あんな態度ではいずれ締められるのではないかと冷ややかにみてました
いまはなんか米国挙げて締めているようです
スコセッシ×デ・ニーロ×ジョー・ペシ
未見であったため、アマプラで観ました。
ジョー・ペシのキレ芸がすごい。
シャロン・ストーンのキレイだけどヤサグレ女っぽさも素晴らしい。
同じ位の長尺でありながら、ネトフリの「アイリッシュマン」より、引き込まれました。
鑑賞後の満腹感
見たことあると思い込んでいたが、どうもはじめてだったらしい。
さすがに鑑賞後の満腹感がある。映画を観た、って気分にさせてくれる。ただこの組み合わせによる他作との比較になると分が悪い。スコセッシ、デニーロ、ペシときてハードル上げすぎたかな。
とにかく語りが多い。基本嫌いではない演出だが前半はずっと、さすがに字幕追いに疲れる。
展開もどうだろう、この尺の割には印象に残る場面が少なかった。
ちょっと、思ったのはこのときのシャロンストーンが物足りない。コンディションというか仕上がり具合が。男を狂わす役にしてはちょいピーク過ぎてたかな笑
でも、観れて良かった。グッドフェローズかなんかとごっちゃになってたのか、あるいはベガスのカジノ舞台の他映画とごっちゃになってたのか。。
全32件中、1~20件目を表示