「川下りが迫力が無い」帰らざる河 Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
川下りが迫力が無い
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総合55点 ( ストーリー:60点|キャスト:65点|演出:50点|ビジュアル:55点|音楽:65点 )
・筏に乗る主人公たちの多くが合成映像で背景から浮いている。
・主要部分が川の現場での撮影ではないため、実際の活劇になっていなくて迫力がない。
・川の浅瀬で襲撃してきた先住民たちがそのまま急流でも泳いで筏に近寄ってくるのがほぼ自殺行為でなんとも不自然。
・主人公が他人ならば死ぬが自分が操船すれば川下りしても大丈夫と大口を叩いておきながら、襲撃を受けてすぐに川に落ちて操船をマリリンモンローに頼りっきりなのは情けない。
・しかもあれほど危険だと前振りしておいて、それでもあっさりと素人だけで川下りが出来てしまった。
・そもそも危険な急流の場面が殆ど無く、緩やかな川下りばかり。
荷物を失ったはずなのに筏に乗るときでさえもどこかに隠し持った化粧を使ってばっちり化粧して歌う、いかにも女優なマリリン・モンローの姿ばかり印象に残る。物語の全体の流れそのものがそんなに悪いわけではないが、やはり川下りの場面が駄目。
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