「二つのパン・ショット」女と男のいる舗道 よしたださんの映画レビュー(感想・評価)
二つのパン・ショット
ジャン・リュック・ゴダールの作品は何本目だろうか。彼の作品群のほんの一部しか観たことがないが、なぜ世界中のシネフィルの賞賛を受けるのか分からない。
フランス映画が詰まらないわけではない。ルコントやベッソンの作品にはとても面白いと感じるものがある。
好き嫌いの別れる映画のことなのだから、他人が面白いと言っても、自分はそう思わないものだってある。
今回はしかし、カメラの存在をあえて観客に意識させるようなカメラワークが印象に残った。特に、カフェの中で主人公から窓(の外)へとパンする2つのショットが心に残った。
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