「結婚とは」オリーブの林をぬけて サニーインティライミさんの映画レビュー(感想・評価)
結婚とは
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前作の「そして人生は続く」の撮影の過程を描いており、ドキュメンタリーとして見られるか映画
監督御本人が出演されている
地震の被害を住民が語る、という前作とは少し毛色が異なり、人々の価値観や考え方のようなものが語られている
地震をきっかけに道路沿い(また地震が来ても救援に間に合う場所)に移住する人、それでも山間部に住み続ける、女性たち
主軸になるのは、前作で地震の翌日に結婚式を挙げた、といエビソードを話した若者
前作で夫婦役を演じた女性が大好きで、結婚を迫り続ける
自分は学がなく、家もない。彼女は家があり学もある、貧困を救うための結婚で正しい、と主張する。
ラストシーンは一言も発せず彼を無視し続ける彼女の後ろから、なぜ自分たちが結婚するべきなのかを説得し続けてついていく
猟奇的。。。あそこまで無視し続けるのは好きじゃないから、以外に想像できないが。。。
その説得の結末は、遠い道から走って返ってくる彼の姿から想望するしかないのだが、その足取りとほんわかした音楽から、ハッピーエンドだとも想像できるが。。。だとしたらとんだご都合主義だな、と思う
自分より学がなく、半分脅しのようなプロポーズに根負けする女はいないと思う
カメラワークが見事でつい見てしまった
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