「冒頭のテーマ曲で、もううるうるします」おもいでの夏(1971) あき240さんの映画レビュー(感想・評価)
冒頭のテーマ曲で、もううるうるします
ミッシェルルグランオーケストラの哀愁のメロディ、あのピアノの音色だけでノックアウト
ジェニファーオニール23歳、綺麗なお姉さんそのもの
ラストの主人公の顔つきが見事に大人に変わっています
良い本物の映画を観た満足感の素晴らしい余韻が残りました
公開当時はポールモーリア楽団などイージーリスニングの流行があり、ミッシェルルグランオーケストラも特に人気がありました
このテーマ曲は大ヒットして当楽団の十八番となり、今では映画音楽の定番として誰もが知る名曲です
劇中、主人公達が女の子と観る映画はベティデイビス主演の「情熱の航路」です
1942年公開ですから、公開されたばかりの作品です
避暑地の田舎の映画館ですから、2番館、3番館だったと思われます
シネコンの無い昔は最初に公開する都心の封切り館があり、半月、1ヶ月程遅れて2番館、3番館と時間差を置いて地方の映画館に順に公開されていくシステムだったのです
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