踊る大紐育のレビュー・感想・評価
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アメリカではもうすでに女性タクシードライバーが・・・
レナード・バーンスタイン
ニューヨークで24時間の上陸許可をもらった水兵さん3人(ジーン・ケリー、フランク・シナトラ、ジュールス・マンシン)が、観光に繰り出し、彼女を探す。
女性タクシー運転手(ベティ・ギャレット)、人類学者(アン・ミラー)、ミス地下鉄(ベラ=エレン
)と仲良くなる。
ジーン・ケリーが監督なので、ダンスシーンは凝っている。
音楽はレナード・バーンスタインで、とてもいい。
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いやあ!楽しい!これこそコロナ禍で陰々滅々の日々にピッタリの映画です
1945年の「錨を上げて」と良く似てます
というか同じモチーフで、ジーン・ケリーが監督して作り直したような作品です
おれならこう撮りたかった!
そんな映画だと思います
早朝5時57分
NY港の朝は早い
クレーン作業員のオッサンがあくびしながら埠頭に歩いて来ます
このシーンに続いて6時になって駆逐艦から水兵達が一斉に休暇に飛び出してくるシーンがラストに繰り返されます
これが素晴らしい余韻をもたらします
水兵三人組を見送りに来たNY娘三人の背後で、前日の朝と同じように別の水兵三人組が歌って飛び出して来るのです
同じことが毎日、今日もまた繰り返されているかも、NY でも横須賀でも
そんな感慨が観客みんなを幸せな気分にするのです
今回は女性三人プラスもう一人が大活躍で素晴らしい笑顔をみせて歌って踊ります
衣装も緑、ピンク、黄色と大変分かり易い
特にタクシーの女性運転手がなかなかにキャラが立ってます
ゴリラダンスは吹き出してしまいました
水兵三人組の真ん中の一番背の高い役のジュールス・マンシンがまた芸達者
大いに盛り上げてくれます
低予算でこれだけ楽しいミュージカル!
ジーン・ケリーの才能恐るべしです
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