「アヌーク・エーメとピエール・バルー」男と女(1966) MSUMOさんの映画レビュー(感想・評価)
アヌーク・エーメとピエール・バルー
トランティニアンは言うに及ばずなのだが、アヌーク・エーメの美しさ、色気、年増なのにあどけない仕草、これらがたまらない。また動くバルーと劇中で「男と女のサンバ」が聴けるのにはしびれた。ちなみにバルーはたまたまパリの食堂でジョアン・ジルベルトのレコード持ってたところブラジルからきた客にオマエそういうの好きなのか?よかったら今夜パーティーあるから来ないか?と声をかけられ、行ったところそこで当時外交官でフランスに赴任していたヴィニシウス・ジ・モライスと彼の元に遊びに来ていたバーデン・パウエルと出会う。彼らから「ボサノヴァ」を授けられたバルーはすぐに「男と女のサンバ」をつくりルルーシュに聞かせたという。この映画の骨子となった奇跡のような話である。
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