「かっこよく優しく繊細でした」男と女(1966) talismanさんの映画レビュー(感想・評価)
かっこよく優しく繊細でした
53年後の二人の「男と女」を5年前に見て、二人の出会いとその後はそもそもどんな風に?と考えたり考えなかったりどうでもいいやと思っていた。それで今回初めて見たら、とってもよくて後半は涙がなんだかたくさん出た。音楽、歌(声は男性と女性それぞれある)がよく、「ダバダバダ」は徐々にテンポが速くなる!ゆっくり散歩する犬とおじさんが映るが犬の歩くテンポもどんどん速くなる!登場人物と観客の心臓の鼓動に合わせて!なんて凄い映画なんだ!と思った。めんどうなストーリーではない。それなのに女の気持ちと思いと愛はなんと複雑であり、男はなんて単純なのか心に迫った。そんな男が単純なりに考えつつ同時に素早く決断し行動することに感動して胸がつまりました😢(日本のすれ違い映画は儚くもあり切ないがイライラする。一方で若さと体力と車がある男の迅速な行動力ほど胸をときめかせてくれるものはない❗️そうだ、男と女と車があれば映画ができるんだった!)映画館で見ることができて感謝です。
見てよかった理由はもう一つあります。以前、映画館で何回か見たこの映画オマージュのCHANELのCM動画がなんだか変でぎこちなくモヤモヤしてました。今回、本家本元と比較することができました。構成は同じ、ホテルのレストラン、彼女の黒バッグ(但しチェーンのではない)が食事をするテーブルの上の手前真ん中に置いてある、注文する料理も二人の会話も「大体」CHANELと同じ。大きな違い;オリジナル作品では若いウェイトレスでなく年配のウェイター(別に不貞腐れてない)、注文が少なかったから悪かったかな?と彼女は「可愛く」言う、「部屋」を注文するのは彼(CHANELで部屋予約するのは彼女の方)。
CHANEL動画の男と女は、ブラピとペネロペ・クルス(二人とも大好き)。ペネロペは「フェラーリ」でエンツォ・フェラーリ(アダム・ドライバー)の妻役、ブラピは「F1」のドライバー役!だからこの配役にしたのか偶然なのかはわからない。いずれにせよ、ブラピに恋愛シーンは似合わない!と確信したのはこのCHANEL動画を見たからだ。
本作で胸が詰まり泣きながら、CHANEL動画関連チェックもできてすっきりしました!
おまけ
モンテカルロからパリまで6000km、は盛り過ぎで実際は1000kmのようです!
夜をおして会いにきてくれる彼。恋の始まりは燃えます。
僕も終電のあと、ふと思い立ち、町田から目白まで夜通し歩いて彼女に会いに行ったことがありました。自分のこの足で、天変地異で全てが止まったとしても、僕の最愛の人に歩いて会いにいく事が出来るのかを、
それを確かめたくてね。
ダバダバダ💕
コメントありがとうございます♪
言葉には表しにくいですが、
男と女の方の二人の間に漂う空気感、お互いを求め合うがままならぬ心がセリフ無くても伝わって来るのですが、CHANELの方は全く感じることができませんでした。ブラピはあの〇〇トレインの時ムサいじーちゃんになっていましたし、昔のイケメン崩壊でした。漂う色気も無いですね。
共感ありがとうございます♪
早速CHANELの動画観てみました。
似て非なるもの、
悪いけど本家本元には遠く及ばず、ですね。ブラピのアップがやはりイケてなく、音楽もモノクロも同じなのにあきませんねー、
CHANELのバッグが目立ち過ぎ、
ですから、CMとしてはいいのかも。
talismanさん、毎度です。
6000キロって凄いです。
日本の地続きだけでもざっと2000キロくらいだから一往復半って感じでしょうかね。
個人的に1日で最も多く走ったのが550キロくらいです(半分以上高速道路)。

 
  




