「この映画の魅力はアヌーク・エーメの美しさと色香に尽きる」男と女（1966）　ねこたまさんの映画レビュー（感想・評価）

良い映画でした。
この映画の魅力は、ヒロインのアヌーク・エーメの美しさと色香に尽きると思います。

基本的に、現在は白黒で、回想はカラー映像でシンクロさせているのが、それぞれの場面の印象を強烈にしています。
しかしそれは、単に高価なカラーフィルムを購入する資金が足りなかったための苦肉の策、というエピソードは笑えました。

音楽が素晴らしく、いつまでも耳に残ります。
お話しの内容としては何ちゃらなくて、物語性の深さはほとんど無いと思うけれど、これは名作だと私は思いました。
久しぶりに痺れる映画でした。