劇場公開日 2025年9月5日

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「この映画を観たときからサンバ、ボサノバが好きになった。」男と女(1966) kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0 この映画を観たときからサンバ、ボサノバが好きになった。

2020年3月4日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 フランシス・レイの音楽が甘美な香りを伴って耳に心地よく響くのですが、音楽賞を何も取ってないのが意外といえば意外。そして音楽だけではなく映像がモノトーンからカラーに変化する様子など、斬新で目にも優しい。

 アンヌの夫のスタントシーンなどはアクション映画としても通用するくらい派手なのですが、この回想シーンがカラー映像だとは彼女の心の中にいつまでも残っているからなのだろう。一方のジャン=ルイは白黒映像が多い。ル・マン、モンテカルロ・ラリーなどに出場する有名なレーサーだったのだ。

 そのモンテカルロ・ラりーが終わったら彼女に逢いに行こうと心に決めたジャン=ルイ。アンヌとはベッドインするものの、彼女は夫との記憶が甦り、セックスどころではなかった。ずっと悲しい表情なので、彼女を駅まで送りに行くことに・・・ ジャン=ルイは車、アンヌは電車。2人のカットが交互に切り替わり、感情は最高潮に。

 結局、このモノクロとカラーの変化が常に緊張感を与えてくれて、心情豊かな映画となった。エンディングもgood。

kossy
talismanさんのコメント
2025年9月14日

だからkossyさん、1000kmの半分以上走ったのだから凄いです!

talisman
talismanさんのコメント
2025年9月14日

kossyさん、モンテカルロからパリまでは1000kmのようです。映画の中の「6000km」は盛り過ぎのようです!飛行機で日本から例えばドイツが9000kmと言われてるので疑心暗鬼でしらべました。

talisman
talismanさんのコメント
2025年9月14日

モンテカルロからパリまで6000km、ひたすら車って凄い!日本だったら国内では済まない距離ですか?

talisman
トミーさんのコメント
2023年10月30日

共感ありがとうございます。
「部屋を頼む」の頃はカラーだったのに・・

トミー
トミーさんのコメント
2023年10月27日

ベッドシーンがモノクロなのは、男可哀想。

トミー