「自分ネタ」夫たち、妻たち ミカさんの映画レビュー(感想・評価)
自分ネタ
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ドキュメンタリーなの?と思ってしまうカメラワーク。
この作品は、ミア・ファローと夫婦役を演じています。その後の2人の栽培沙汰を思うと、やっぱりドキュメンタリーだったんだ!(わざとドキュメンタリー調にしたんでしょ)と妙に納得。
劇中で夫ゲイブ(アレン)が妻ジュディ(ミア)に対して思うこと、「彼女は受け身を装って全てを手に入れる」。ようするにずる賢いって言いたいんでしょう、嫌味だなあ。
作品は、ジュディ(ミア)の「ずる賢さ」で幕を閉じますが、それに対して何かスッキリしないムラムラ感。
そう、「ムカつく観客」を味方につけるのも、アレン流。プライバシーも作品にしてナンボ。さすがですよ、さすがとしか言いようがない。そういうプロ根性が大好きです。
男と女も人生もどうなるか分からない、実生活編の作品でした。
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