「知られざる名作」落ちこぼれの天使たち 越後屋さんの映画レビュー(感想・評価)
知られざる名作
アメリカ国立フィルム登録簿作品ですが日本未公開。
ダメ不良学校が一人の教師のお陰で徐々に覚醒してゆく、という定番のお話ですが実話なのでリアリティが迫ります。
この手の作品に特有の所謂「熱血先生」ではありません。むしろ生徒に対してシニカルな態度なのに皆を引き付けてゆく不思議で難しい役柄を淡々と演じさせる演出が際立っています。感動的な話を「感動させますよ」という態度で描いていない処が秀逸です。
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