落ちこぼれの天使たちのレビュー・感想・評価

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5.0ETS に落とし前を付けてもらわなきゃ気が済まない!!

2021年10月3日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

1982年にガーフィールド高校の18人はAP 微積分のテストで全員合格

一番好きなシーンはエンジェルがスカランテ先生、(キモ)に数学の本を2冊貸してくれというところ。エンゲルは数学に興味があるが、ギャング仲間に頭がいいところを見られたくない。スカランテは一冊、家に、もう一冊学校に、もう一冊ロッカーにと本を与える。エンジェルは本を持って学校に来なくても済む。 誰にも勉強かだということを見られなくて済む。ギャングは勉強しないから。スカランテ先生はエンジェルの気持ちを理解している。

スカランテ先生はコンピューターサイエンスを教えるために、イーストロサンジェルスのガーフィールド高校にきたが、(予算不足で) 教えるクラスがなかった。そのため、数学を教えることになった。 校長先生や数学科の主任の子の学校の高校生に対する期待感は大変低い。教師として、こういうのが問題だ。この映画の日本題をつけた人も『落ちこぼれ』という期待感のない言葉を平気で使っている。そして、それに意味のない様な天使を付け加えている。
でも、スカランテ先生は生徒の心に入っていく教え方をして、カレッジボードのAP 微積分のテストで生徒たちは3−5までの成績をとる。この意味は合格点。

しかし、カンニングのお疑いをかけられる。
生徒は皆、カレッジボードから手紙を受け取り、それには皆が似た間違いをしているので、受け入れられないと。
ETS (APテストの採点をする会社)に落とし前を付けてもらわなきゃ気が済まない。この再テストの後のETSはガーフィールド高校の生徒や数学の先生、ハイメスカランテにどんな行動を取ったのだろう。映画では何も言ってないので、わからないが。
生徒を信じていたのはエスカランテ先生のみ。
もし、ビバリーヒルズの高校なら、ETSからの疑いをかけられると思う? それに、スペイン語の苗字? ラテン系の人々が住んでいる地域からだから? スカランテ先生は映画の最初で、生徒に向かって、苗字、肌の色は避けられないが、数学は人を平等にするといっている。

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Socialjustice

2.5やる気スイッチ

2017年3月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

単純

落ちこぼれていたのは学校と教師であって指導者が変われば生徒も優秀になれる。

ヒスパニック系が多い生徒たちの家庭環境などから勉強を疎かにしてしまう理由も。

潔く無いハゲ頭で頼りなさそうに見える新任の教師が破天荒とまではいかないが生徒たちのヤル気を芽生えさせて行く学園ドラマ。

ルー・ダイアモンド・フィリップスが意外と素直に勉強に勤しむあたりは拍子抜け!?

そこまで悪い生徒は皆無で素直に先生の指導に従いカンニング問題も再テストで難無く解決して落ちこぼれから優秀な生徒へと。

実話を元に起こる問題もスムーズに落ち着いて単調に描いた青春映画。

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万年 東一