劇場公開日 2021年10月2日

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「エヴァンゲリオンが完結した今 観るべき映画だと思います」恐るべき子供たち あき240さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0エヴァンゲリオンが完結した今 観るべき映画だと思います

2021年3月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

萩尾望都の少女漫画があります
でも、なぜだか竹宮惠子の少女漫画「風と木の詩」も思い出しました
どちらも大昔に読んだきりでした

本作の役者はみんな成人です
しかしポールたちは本当は14歳です
なので映像を、そう脳内で補完してご覧頂くと良いと思います
エヴァンゲリオンのシンジが14歳なのは恐らく本作の由来だと思います
姉のエリザベートは年上なのですが、自分にはアスカ・ラングレーとして、宮村優子の声で脳内で台詞が聞こえてきました

シンジがポータブルプレイヤーでいつも聴いているクラッシックは本作の音楽だと思います
バッハの「4台のチェンバロのための協奏曲イ短調BWV1065」です
本作の為に作曲されたかのように、物語の雰囲気と不可分なぐらいマッチしています

序盤のタクシー車中でのポールが美少年ジェラールにもたれかかる耽美なシーンと、終盤の修羅場の迫力はいつまでも記憶に残るものです

エヴァンゲリオンが完結した今
観るべき映画だと思います

あき240