「彼の死がもたらしたのは悲しみだけではなかった。」オールウェイズ weeeemさんの映画レビュー(感想・評価)
彼の死がもたらしたのは悲しみだけではなかった。
製作・監督をスティーブン・スピルバーグが務め、またオードリー・ヘプバーンが(主演ではないけど)最後に出演した作品。
生き返ったピートの姿は他の人には見えないけど、ピートの意思は人を動かす。
マルコヴィッチの脳内に入りこみ、彼を操ることのできる「マルコヴィッチの穴」を一瞬連想した(笑)
森林火災消火隊を育成するための学校では、ピートがテッドという青年に密かに彼の腕前を伝授する。
ピートが仕事をする時リラックスするために口笛を吹くが、緊張で固まっていたテッドも知らぬ間に彼につられて口笛を吹く。
二人で吹く口笛はうまいことハーモニーが合わさってて、これまた凝ってるなぁと思った。
恋人のドリンダの強さもまた映画を切なくさせます。
幸せな日々と、その後の日々。
ピートや彼の仲間たち、そしてドリンダの変化。
ピートの死がもたらしたのは悲しみだけではなかった。
スピルバーグ監督は人を感動させる天才だと思った。
コメントする