OK牧場の決斗のレビュー・感想・評価
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全てがゆるすぎる、西部劇の凡作。
「OK牧場」と言えば、西部劇史上に燦然と輝く超名作!と個人的には認識していたのだが、この度、漸く観る機会に恵まれたところ・・・出ました、松田優作、「なんじゃこりゃあ~~っ!?」 展開が冗長で、観ているものが思わず引き込まれるような「つかみ」がほぼ皆無ではないかあ~~っ!!
聞けば、史実に基づいているとのことだが、映画化するなら、せめてもう少し見せ場、見どころを盛り込んだ活劇にできなかったのだろうか? おそらく唯一の見せ場と思われる最後の決闘シーンも、さしたる工夫もなく凡庸な仕上がりなのは、当時のジョン・スタージェスの限界かっ!?いや、ほんと、期待裏切られ過ぎて逆にびっくりしました。
OK牧場‼️
ジョン・フォード監督「荒野の決闘」と同じく、"OK牧場" を描いたジョン・スタージェス監督の快作‼️とにかくワイアット・アープとドク・ホリデイがカッコいい‼️ワイアットのバート・ランカスターのキビキビした身のこなしと豪快なガンさばきは、ヘンリー・フォンダに匹敵する‼️対するカーク・ダグラスのドクは、自分の存在がワイアットの信用に関わると思い、人知れずどこかへ去ろうとしたり、ワイアットを助けるために無理を押して決闘に参加するその男気‼️カッコいい‼️二人の友情を軸にした前半の悠々としたテンポが一転、スタージェス監督本領発揮の "OK牧場"‼️スピード感ある細かいカット割りで派手に描き、娯楽性が全面に押し出されていて、ホントに痛快で面白い‼️後日談である「墓石と決闘」も必見です‼️
友情のガンファイト
Blu-ray(HDリマスター版)で鑑賞(吹替)。
バート・ランカスターとカーク・ダグラスの息の合った名演が見もの。若きデニス・ホッパーの熱演も素晴らしいです。
ワイアット・アープとドク・ホリデイの関係は(違うかもだが)、「座頭市物語」の座頭市と平手造酒を連想しました。
本題までが少少長い気はしますが、ワイアット・アープとドク・ホリデイの育んだ絆が、クライマックスの友情のガンファイトへと結実していくカタルシスが最高でした。
決闘の場へ赴く4人が並んで歩みを進める画はさながら任侠映画の殴り込みみたいで、悲壮を漂わせているのが良い。約5分間のガンファイトは手に汗握る名場面でした。
王道の西部劇
フランキーレインの主題歌にのせて開幕、ガッツ石松さんの寒いギャグにもなった有名な西部劇。
西部劇の中でも王道中の王道、今観なおすとストーリー的にはどうと言うことはないのですがワイアット・アープとドク・ホリデイの男の友情物語が痺れます、見どころは二大スター競演なのでしょう。
OK牧場とありますが Corralは牧場ではなく町はずれの馬の預かり場にすぎません、映画でもアープたちは徒歩で臨みます。決闘と言うより少人数の銃撃戦、西部劇の醍醐味はガンファイト、戦争映画ではないではないですからこれくらいで良いのでしょう、テレビでやっていたので懐かしく再鑑賞。
とてもよかった
ドク・ホリデーとワイアットのバディ感がとてもいい。クライマックスのみんなで歩くところがかっこいいし、撃ち合いも変にダラダラしているところがリアルに感じた。敵の一人に逃げたがっているのがいるのもよかった。
気の強い女ばっかで、そりゃあ男とつるみたくもなるだろうと思った。
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