「人種差別」大いなる決闘 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
人種差別
プロボを捕まえるために金貨輸送列車にバーゲードが乗るというエサを撒いても食いつかず、その隙に娘を誘拐。「俺には先が読めるんだ」と頭の良さを主張するプロボだったが、彼は文盲だ。ジェリー・ゴールドスミスの音楽もピッタリくるのだが、コミカルな曲調のところでは笑っていいのか迷ってしまう・・・
ちょっと風変わりなところといえば、熱い銃撃戦というより、頭脳戦の様相となるところか。プロボ側は娘スーザン(ハーシー)を仲間にレイプさせて挑発したり、バーゲート側は悪党の手口を読んで待ち伏せしたり火責めしたり・・・
バーゲートに最後までついてくるのはスーザンの恋人ハル。弱々しい印象だったが最後までよき助手として活躍する。このハルはクリストファー・ミッチャムが演じているのだが、父親ロバート・ミッチャムそっくり!
最期は相撃ちみたいなものか?バーゲードは助かったのか死んだのかよくわからないエンディングも後を引くし、先住民とか黒人とか、やっぱり人種差別的な面も残る西部劇だった。
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