「I have become a virgin. 豪華絢爛!イギリス史上最も有名な女王の誕生の物語。」エリザベス アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
I have become a virgin. 豪華絢爛!イギリス史上最も有名な女王の誕生の物語。
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処女王としてイングランドの一時代を築いたエリザベス1世の歴史映画です。背景とか衣装とか豪華なのですが、約20年前の作品なのできっと全てガチで作ってます。今だったらブルースクリーンの前での撮影になるんだろうなぁっと思いつつ、当時の美術さんの頑張りを感じました。
ストーリーはあくまでもエリザベスが中心で、女王として様々な事を乗り越え彼女が強くなっていく話がメインです。直接の合戦シーンがないのはそこに重きを置いてないからでしょう。最初の処刑されるプロテスタントの女性が頭を刈り上げられるシーンと最後のエリザベスが頭を刈り上げるシーンとが対比させられていたりと色々と凝って作られていますね。
いやしかし、何といってもケイト・ブランシェットがお美しい。今では「女帝!」みたいなイメージなのですが、当時はとってもお綺麗ですね。スピーチの練習しているシーン等は可愛らしくもあります。25歳で女王になったエリザベスを見事に演じきってますね。「パイレーツ・オブ・ザ・カリビアン」のバルボッサのイメージが強いジェフリー・ラッシュ。今作品ではメッチャ男前ですよー!後に6代目ジェームズ・ボンドになるダニエル・クレイグが狂信的な暗殺者で出ててビックリしました。
他国イギリスのお話ですし日本人には馴染みが薄いのですが、重厚な、いかにも映画な作品で見応え十分でした。
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