「こんにちはエマニエル夫人」さよならエマニエル夫人 こうたさんの映画レビュー(感想・評価)
こんにちはエマニエル夫人
バンコク、香港ときて、お次はセーシェル。日本人には夕陽でお馴染み。どうでもいいが。
さよなら、である。何がさよならだ!
結局、帰ってきたエマニエル夫人的なもんは作られ、多分派生作品は今後も産まれる。
次作の帰ってきたエマニエル夫人(タイトル不明)の内容は、夫人が全身整形により若返り、再び快楽の世界へ…、なんだそりゃ!
シルビア以外のエマニエル夫人なぞ観たくもない!
女性解放映画だなんだと騒いだところで、結局は小娘の裸がみたい男どもの暇つぶしに成り下がった。
もう、エマニエルにはうんざりよ!とシルビア本人が言ったのは確かだろう。
しかし、真実の愛と性を求めて世界中を彷徨い続けるシルビアが観たかった。エマニエルはつらいよ、みたいな。
たとえいくつになっても、夫人を演じるシルビアは誰よりも美しい。シルビアを前に時間などは無意味だ。
今回の楳図かずおみたいなヘアスタイルはイマイチだったが…。
シルビアがエマニエルを演じ続け、我々がそれを求める事が、女性解放としてのエマニエル夫人の真実の姿であったのだろうに。
早すぎたポリコレ映画の傑作。
いつかディズニーアニメでリメイクされ、ディズニーランドにアトラクションが出来るだろう。
無邪気に笑うシルビアが見える。
コメントする