エバー・アフターのレビュー・感想・評価
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こういう映画好きやわ
16世紀らしい風景とグリム兄弟やダ・ヴィンチなど登場人物も活躍し面白かった。
王子が今一つ魅力的ではなかったがその分、ダニエルが光っていた。さらに義母や義姉妹の冷酷さとダニエルの使用人に対する愛情が対照的でさらにダニエルが光った。
使用人を助けるシーンは頭の良さが光り活き活きしていたし、
ジプシーから王子を救うシーンも面白かった。
其れとは対照的に大事にしていた本を義姉が焼いてしまうシーンや嘘をついてたと義母から鞭打ちされ背中が傷だらけになったシーンは心底腹が立った。
義理の妹の心が少しずつ変わっていくのが救いだった。
「鳥と魚は住む世界が違う」と言って舞踏会には行かないといったときダ・ビンチが「羽をプレゼントしよう」と言ったのだが、これが伏線になるとは思わなかったのでダニエルが舞踏会に登場したときは感動。が、嘘つきにされてしまい心折れて帰って行く下りは残酷。
その後、ダニエルは売られていくがその屋敷から逃げるときの剣さばきは完璧で文武両道のシンデレラでした。
最後はスカッとするようなエンディングでお薦めの映画の一つになった。
それにしても良い映画なのにレビューが少ないし評価も思ったより低いのが残念やなあ!
DVD買いました
グリム兄弟は、ある大きなお屋敷に招かれました。
そこの主、陛下(ジャンヌ・モロー)は
一つの箱からガラスの靴を取り出して言います。
「あなた方の書かれたお話に"灰かぶり姫"と
いうものがあるでしょう?」
「では陛下は、あの話は本当にあったと?」
ええ、と肯定し、そこから陛下の口を通して陛下の知る灰かぶり姫のお話が始まります。
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ダニエル・バルバラック(ドリュー・バリモア)は、この物語の主人公であり、おてんばな女の子。
幼い時に父を目の前で亡くし、後妻(アンジェリカ・ヒューストン)と連子2人と暮らすことに。
しかし後妻は、ダニエルを召使として扱い、娘として愛してあげませんでした。
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自分の腕一本で窮地を脱したり、道を切り開くダニエルに感服します。
頭がよく腕が立つ。小さい頃から召使をやらされていたので、家事全般もそつなくできることでしょう。
奇しくも継母たちは、結果的に最強の女性を自ら作り出してしまいましたね。
アメリカ人だけど、フランスっぽさ漂うバリモアの外見が、この映画の世界観とマッチしてて大好きです。
ダヴィンチ先生の「水の上を歩くのは神に任せよう、天使につまずいた!」のセリフにキュンときました、
ユーモア溢れた、人たらしの、憎い先生だ笑
シンデレラ
強い女性って良いよね
the シンデレラストーリー
建物が美しい…
最初の方は、あんまり楽しいとも思わず、他のことをしながら横目で見ていました。だけど、だんだん少しずつ興味をひかれていました。例えば、お城や、ダニエルの家だったり、お城の立派な庭だったり、ちょっと安い合成シーン見たいなところもありましたが、きれいな映像でした。また、服装や髪形などにも興味をひかれました。そして、最終的には、ストーリーの方にも引き込まれていました。ダニエルが、いかに自分というものをしっかりともった女の子であり、ただの偶然なんかでなく、自分の力で幸せを手に入れているのがとっても良かったと思います。おとぎ話のシンデレラはただ美しい女性だからというだけで、シンデレラの内面には触れていない気がします。しかし、このお話では、ヘンリーはダニエルの美しさだけでなく、彼女の性格や考えかたなどに惹かれている。シンデレラよりももっとできた作品だと思います。
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