「心理描写が秀逸。」エデンの東 うえあおいさんの映画レビュー(感想・評価)
心理描写が秀逸。
心理描写が秀逸。
ジェームスディーンを一躍有名にしたこの作品。
彼を取り巻く家庭の事情は自分とかなり違うけれども、
彼が抱く感情は痛いほど身に覚えがあります。
誰もが、彼に感情移入出来るのではないでしょうか。
愛されたくて、善意の塊のような気持ちをぶつけ、
それを完全に否定されてしまった時の、やり場のない悲しみ。
誰もが親に愛されたいと思うことは当たり前です。
子供のころに抱き、今は忘れていた感情が甦ります。
親に愛されたい、という感情を、わたしたちは大人になってしまったことによって忘れてしまってはいないだろうか。
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